アルゼンチンが連覇に王手! メッシのお膳立てからラウタロ逆転弾…イングランドは60年ぶり快挙ならず
グループステージを2勝1分で首位通過したイングランドは、決勝トーナメントではコンゴ民主共和国代表、開催国メキシコ代表、ノルウェー代表を撃破。いずれも1点差の苦しい試合を勝ち抜き、60年ぶりのワールドカップ優勝まであと二つとしている。一方、連覇を目指すアルゼンチンは3連勝を達成したグループステージから一転し、決勝トーナメントは激闘続きに。それでも、リオネル・メッシの活躍もあり、カーボベルデ代表、エジプト代表、スイス代表を下している。
ワールドカップで通算5度目の直接対決は、序盤から球際での激しい攻防が続く熱量の高い一戦に。イングランドはGKジョーダン・ピックフォードのロングキックを多用しながら敵陣内へ侵入。33分デクラン・ライスのFKからジョン・ストーンズが両チーム通じて最初のシュートを放つと、直後には再びFKからリース・ジェームズが直接ゴールを狙う。
一方、堅実かつ激しい守備が光るアルゼンチンは、38分にエンソ・フェルナンデスが強烈なミドルシュートを放ったがネットを揺らすことはできず、前半はスコアレスで終了した。
後半開始直後にフリアン・アルバレスに際どいシュートを撃たれたイングランドだが、ここをGKピックフォードの好セーブで凌ぐと、55分に先制に成功。下がってボールを受けたハリー・ケインがロングフィードを蹴り込み、こぼれ球にいち早く反応したライスが右に展開する。モーガン・ロジャーズの鋭いクロスにアンソニー・ゴードンがダイレクトで合わせてネットを揺らした。
失点直後から攻勢を強め、守りに入ったイングランドを押し込むアルゼンチン。69分にはメッシの絶妙なクロスにニコ・ゴンサレスが頭で合わせるも、GKピックフォードがスーパーセーブ。さらに76分にはロドリゴ・デ・パウルのクロスにアレクシス・マック・アリスターが飛び込んだが、シュートは左ポストを叩いた。それでも85分、ショートコーナーからE・フェルナンデスが強烈なミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

