デリバリー配達員のレクター氏が「ついに謎クエ廃止?単価アップの方針に切り替えなのか【Uber Eats配達員】」と題した動画を公開。Uber Eatsにおいてインセンティブ報酬である「謎クエスト」が消滅した現状と、それに伴う単価アップ方針の可能性、さらに競合他社との勢力図の変化について、配達員の視点から解説した。

今週に入り、Uber Eatsの配達員間で「一部インセンティブ」が出現しないという報告が相次いでいる。レクター氏のステータス画面でも確認できず、5chなどの掲示板でも同様の声が上がっているという。この動きについて同氏は、「一部インセンティブを廃止したことによって、単価を上げるという方針に切り替えたのかなと思う」と推測。実際に7月に入り、Uber Eatsの単価が低いという配達員の声が多く見られていた。

また、一部インセンティブの消滅が「逆効果」になっている可能性にも言及。著名な投資家のテスタ氏が「Uberでうどんを頼んだら到着まで3時間経ってついにうどん到着!」とSNSに投稿した事例を挙げ、インセンティブが消滅しても適正な単価が提示されないため配達員が注文を受けず、結果的に大幅な遅延が生じていると分析した。

さらに、こうした遅延が「ガチの客離れ」につながる懸念も示唆した。現在は競合である「ロケットナウ」がシェア1位を狙って勢力を伸ばしており、サブスク加入なしで送料手数料無料などの施策を打ち出して注文者の受け皿となっている。実際にロケットナウでは「15件配達で1,500円」のミッションが出現するなどしており、Uber Eatsと比べて通常単価も高めだという。

現在のUber Eatsの単価改善について、レクター氏は「そこまで上がっている感じもない」と厳しい見方を示し、配達員の不足が配達効率の悪化に直結していると分析した。一部インセンティブ廃止というUber Eatsの方針転換が今後どのような影響をもたらすのか、競合他社の動向を含めて、デリバリー業界全体の動きに注目が集まる。

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Uber Eats、出前館などフードデリバリー配達員を行う傍ら、YouTubeで配達員の情報発信をしています。