ドウデュース産駒初の“億超え”2億5000万円で落札されたコッパ26(C)JapanRacingHorseAssociation提供

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 「セレクトセール2026」(14日、ノーザンホースパーク)

 会場がどよめいた。セレクト初登場のドウデュース産駒が、異例の事態を引き起こした。リザーブ価格の5000万円からスタートすると、5コール目には1億円に到達。すぐさま2億、2億1000万円の手が上がると2億5000万円までつり上がった。ここでハンマー。わずか8コールでの出来事に、場内は異様な雰囲気に包まれた。(金額は税抜き)

 そのコッパ26(牡)を落札した(株)ミクニの西村拓泉部長は、胸をなで下ろした。「オーナーがドウデュース産駒の中でも一番いいと言っていたので、落札できて良かったです。クラシックを目指して頑張ってほしいです」と期待を寄せた。

 生産した社台ファームの吉田哲哉副代表は「想定外でした」と、笑顔だ。ただ、それも評価が高い故。「色々なオーナーからドウデュース産駒で一番目立つのはこの馬じゃないかという声をいただけていました」。半兄は24年関屋記念を勝利し、サマーマイルシリーズを制したトゥードジボンで「上も走っているし、期待しています。スピードのある母につけ、うまく調和していい体に出てくれました」とうなずいた。

 産駒のトップバッター、シタディリオ26を落札したのは近藤旬子オーナーと友道師の黄金タッグ。現役時代の父を管理した師は「すごく良かったし、背中のシルエットや歩き方は父によく似ている。だんだん幅も出て、見る度にシルエットが変わっているし、成長力にも期待」と目を細める。オーナーも「ドウデュースの子を先生に預けて夢の続きを見たいと思います」と王道路線を目指す。

 上場された産駒全9頭に買い手が付いた。総額は7億700万円で、平均価格は約7800万円。上々の滑り出しを見せた2世のデビューが待ち遠しい。