ナチスドイツの時代、若者たちはどのような生き方をしていたのでしょう? 

7月14日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、「ナチスに抗した若者たち」という本の著者で筑波大学教授の岡典子さんに話を伺った。

小島慶子「エーデルワイス海賊団はナチスドイツの厳しい言論統制の中でレジスタンスをした団体の一つでドイツ西部の工業都市ケルンやデュッセルドルフなどを中心に活動していた労働者階級の若者たちです。 

実はこういう若者たちのグループがたくさんあったそうですね。しかも、その若者たちは厳しい時代にそれぞれ懸命に生きていましたが、理不尽な亡くなり方をした人がたくさんいたそうですね」 

岡「何年か前に日本でもエーデルワイス海賊団をモデルにした小説がありましたので、たくさんあった若者のグループの中では比較的たくさんの方が知っているかと思います。 

ただエーデルワイスって何千人もいて一つのグループではなく小さなグループに分かれて、それぞれで行動していました。ただ戦後、長い間、彼らは単なる不良だと思われてきたんです。彼らは窮屈なナチスの締め付けが嫌で自由にしたかっただけだけなんです。当時、ドイツの若者はナチスの青少年団であるヒトラーユーゲントの制服以外の服を着てはいけなかったんです。それに反発して彼らは今でいう【なんちゃって制服】みたいな感じで、みんなでお揃いのチェックのシャツを着たり、似たようなバッジを付けて仲間意識を持っていたんです。それを着て男の子と女の子で一緒にハイキングに行ったりしてたんです」 

小島「それが単なる不良ではなかったことが、だんだんわかってきたんですね」 

岡「ドイツでは長い間、彼らは労働者階級の子どもたちだったので、政治の難しいことなんてわかるわけがない。ただ反発してるだけだよと思われてきたんです」