YouTubeチャンネル「著者が語る」が、「【三牧聖子が語る】イラン戦争はいかにアメリカとイスラエルの絆を破壊したのか」と題した動画を公開した。動画では、同志社大学大学院の三牧聖子教授が、イラン戦争がアメリカやイスラエル、そして世界秩序に与えた甚大な影響について深く考察している。

動画は、イラン戦争が国際社会に与える影響の大きさを語る場面からスタート。三牧教授は、トランプ政権がイスラエルのネタニヤフ首相の働きかけによってイランとの戦争に踏み切った背景を説明。「ついにアメリカを宿敵イランとの戦争に巻き込むことができた」と述べ、歴代のアメリカ大統領が避けてきた事態にトランプ大統領が踏み込んでしまったと指摘した。

さらに、その開戦プロセスにおいて、議会や国連の同意を経ない「極めて非民主主義的な形で戦争が遂行された」と危機感をあらわにする。閣僚たちがホルムズ海峡封鎖などのリスクを懸念して反対したにもかかわらず、ネタニヤフ首相の意向が優先されたという。その結果、アメリカはイランの強さを読み違え、かつてのイラク戦争をはるかに超える甚大な被害を被ったと語る。

この戦争を通じて、アメリカ国内ではイスラエルに対する批判が急増し、「アメリカのイスラエル離れ」が加速したと分析。一方で、中東でのアメリカのプレゼンスが低下する中、中国が平和の仲介者として影響力を拡大し、日本はアメリカの行動に追従したことで独自の外交的立場を失ったと、国際関係の劇的な変化を浮き彫りにした。

動画全体を通じて、イラン戦争という歴史的な出来事が、各国のパワーバランスや同盟関係をいかに変容させたかが鋭く分析されている。今後の国際情勢や日本の立ち位置を考える上で、多くの示唆を与える内容となっている。

チャンネル情報

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