暑さで台所に立ちたくない 高温・多湿「キッチン熱中症」に注意 レンジだけで作れる“火なしグルメ”が人気

写真拡大

東京都心が最高気温31.7度の真夏日となった9日、江戸川区の一角では、何やらもくもくと“白い煙”が立ちのぼっていました。

ここは店主の川和さんが炭火でじっくりと焼き上げる「焼き魚弁当」を求める人たちで行列ができる弁当店。

「上司に教えられてハマりました。迫力がありますね、デカイです」と話す人も。

真夏日の暑さの中、魚を焼き続ける店主の額には汗が。

炭火でいぶされ、壁も真っ黒な店内の温度は50度近く表示されていました。

サーモカメラで見てみると、炭火の熱を浴びた店主の体は真っ赤に。

55度を超える暑さとの戦いです。

炭火焼魚・お弁当 鯖の助・川和秀動さん:
もう一本飲んじゃったので、これ2本目。

欠かせないのが日々の“熱中症対策”です。

炭火焼魚・お弁当 鯖の助・川和秀動さん:
常温の水を飲むようにしている。ちゃんと睡眠をとることと食事。

総務省消防庁によりますと、7月5日までの1週間に熱中症の症状で搬送された人は全国で1370人。

発生場所として最も多いのが「住居」で36.1%です。

中でも“高温多湿”になるキッチンは、熱中症の危険が潜む場所の一つです。

サーモカメラを使った調査では、キッチンで鍋を火にかけて5分後は、まだ温度が低い水色の部分が目立ちますが、20分ほどたつと高温を示す赤い部分が増え、キッチン全体が暑くなっていることが分かります。

連日暑い日が続く中、神奈川・横浜市では9日にオープンを迎えた“ディスカウントストア”に大行列ができていました。

中でも暑い日ならではの“お目当ての品”が。

買い物客:
揚げ物をすると暑くなるので、この時期はなるべく避けたい。

“暑くて台所に立ちたくない”という人が“激安のお総菜”に殺到していました。

9日、横浜市に初出店したのは大手スーパー「イオン」が手けるディスカウントストア。

買い物客でごった返した食料品売り場を見ると、“シューマイだけ弁当”や“唐揚げだけ弁当”などおかずを1品に絞ったお弁当は197円。

さらに、ボリュームたっぷりのカツ丼が297円、さらに海鮮丼が570円、4個入りのコロッケが157円と、激安の総菜を求める人たちで大混雑に。

買い物客:
揚げ物とかしたら汗出てくるというか。(キッチン)本当に暑くて。

格安なお総菜に加え、97円のおにぎりや、店で毎日焼き上げる99円の「焼きたてパン」など激安価格の食品が名物のこの店。

連日の暑さで買い物客からは「夏はゆでる物が多い。「そうめん」とか「枝豆」とか、暑い」といった声も聞かれました。

“暑くなるキッチンに立ちたくない”との声があがる中、調理に火を使わない“火なしグルメ”に注目が集まっていました。

連日暑い日が続く中で上がるのが“火を使うキッチンに立つのがツライ”との声。

「火を使っている時は間違いなく暑い」「(Q.夏場のキッチン)暑い。(対策で)すぐチンして食べられるものとかも使いながら」などといった声が聞かれました。

夏本番を前に、レシピサイト「デリッシュキッチン」では、「電子レンジ」との検索ワードが急増。

「火を使わないレシピ」に注目が集まっています。

「デリッシュキッチン」フードスタイリスト・薮内めぐみさん:
一番のポイントはやっぱり暑くないことと、手軽であること。

その中には、夏に欠かせない「そうめん」を火を使わず、電子レンジだけ作るレシピも。

さらに子どもが大好きなハンバーグも耐熱容器に具材を入れてレンジでチン!するだけで肉汁あふれるハンバーグが作れるレシピもあります。

「デリッシュキッチン」フードスタイリスト・薮内めぐみさん:
夏場はちょっとお肉も触りたくなかったりもあると思うが、もう手も使わずハンバーグが作れる。牛乳を多めに入れることで肉汁感あるハンバーグができる。

ほかにもスライスしたじゃがいもにチーズを載せてカリカリ食感が味わえる「じゃがチーズ」など、電子レンジだけで作れる“火なしグルメ”が一杯。

「デリッシュキッチン」フードスタイリスト・薮内めぐみさん:
調味料が結構少なめで作れる物が多かったり、洗い物を少なく工程を考えているので色んな部分で時短もできる。