“幻の桃”クリーンピーチ求めて行列 桃神社から生まれた「ももジンジャー」待望の新商品でブランド力向上へ
大分県豊後大野市清川町を代表する特産品「クリーンピーチ」がまもなく旬入りを迎えます。新商品も開発され、さらなるブランド力アップへ期待が高まっています。
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“幻の桃”を求めて行列
流通量が少なく、幻ともいわれるクリーンピーチは、清川町で栽培されているブランド桃で、硬めの食感と高い糖度が特徴。「道の駅きよかわ」では、この味を求めて朝から大勢の買い物客が詰めかけています。
(訪れた客)「大阪から来ました。桃が大好きだから味見したいと思って買いました」「延岡から急いで買いにきました。おいしそうで、いまにもかぶりつきたいくらいです」
(道の駅きよかわ・三浦俊荘駅長)「多いときは500~600パック売れていると思います。きのうは200人ぐらい来て、多い人は買い物かごを両手に抱えていました」
一方で、高齢化や後継者不足により、現在清川町でクリーンピーチを育てている生産者は、11人に減っています。20年以上手がけている小野康成さんの畑では、6月20日から本格的な収穫が始まりました。クリーンピーチの栽培方法は、ユスラウメに桃を接ぎ木し、小さくコンパクトに育てて糖度を高めます。
小野さんが育てたクリーンピーチは、今年も例年並みの大きさと高い糖度に仕上がっているということです。おととしは害虫、去年は猛暑の影響で収穫がやや落ち込みましたが、今シーズンは例年並みの11トンの出荷が見込まれています。
(清川町桃部会・小野康成会長)「常に桃を作るのが楽しい。桃を買ってくれた方が喜んでくれたらうれしいね」
新商品「ももジンジャー」
また、道の駅では、桃を使ったそうめんやバターソフトクリームなど、15種類の加工品も販売しています。その中で今、注目を集めている新商品が「ももジンジャー」です。桃のピューレとショウガを使った炭酸飲料で、去年11月に誕生しました。
実はこの商品は、桃人気にあやかって道の駅の中に作られた「桃神社」に着想を得て開発されました。
(道の駅きよかわ・三浦俊荘駅長)「桃を食べて健康で長生きすれば良いなという思いで作った桃神社です。神社にひっかけて、桃神社に参ってジンジャーサイダーを飲んでいただきたいと思います」
「ももジンジャー」の製造を手がけるのは、全国およそ100種類のご当地サイダーを製造しているメーカー「極東クリエイト」(大分市)です。この新商品が道の駅の知名度とクリーンピーチのさらなるブランド力アップにつながればと期待を寄せます。
(炭酸事業部取締役本部長・佐藤祥平さん)「ショウガを主張するか、桃を主張するか、という点ですごく苦労しました。結果的に桃の甘みのあとに、ほんのりジンジャーが来るような形で作ることができ、非常に良かったなと思っております」
この「ももジンジャー」は8月から今年とれたクリーンピーチを使ったものが登場。旬の味覚を求めて、今シーズンも多くの人でにぎわいを見せそうです。

