「フーミン」の愛称で親しまれ…「ミスター花笠」 大塚文雄さん死去85歳 山形の民謡支えた功績
訃報です。「ミスター花笠」として活躍を続けてきた河北町出身の民謡歌手・大塚文雄さんが、6月30日に東京の病院で亡くなっていたことが分かりました。85歳でした。
山形の夏の夜空に響く花笠音頭。歌っているのは大塚文雄さんです。
大塚文雄さん「フーミンでございます。ことしも来たよ」
「フーミン」の愛称でも親しまれました。6月30日、85歳で亡くなりました。
大塚さんは1940年に河北町で生まれました。1966年に民謡歌手としてデビューし、日本酒のテレビCMの楽曲で採用されると一躍有名に。
1977年に発売した「祝賀の舞」は民謡としては異例の120万枚の大ヒットとなりました。
「山形花笠まつり」では1985年から大塚さんが歌う「正調花笠音頭」がパレードの楽曲として採用されています。
長年ゲストとしてもまつりに参加し、「ミスター花笠」としても知られていました。
2010年にはふるさとへの貢献が評価され河北町の名誉町民に。さらに、2022年には当時5人目となる県の特別功労賞を受賞しました。
長年にわたり全国のイベントやテレビ番組などで山形の民謡を歌い続けてきた大塚さん。
遺族によりますと、大塚さんは1年ほど前から神経に関連する指定難病「進行性核上性麻痺」を患っていました。6月中旬、体調が悪化して都内の病院に入院し、30日に敗血症のため亡くなりました。85歳でした。
葬儀は都内で8日、近親者のみで執り行われ、大塚さんの弟子たちによる偲ぶ会が、7月19日に開かれる予定です。
