ロナウド、代表引退を否定「何も決めません」 ベスト16で敗退…試合後に涙も「家族と話し合う」
ポルトガルは後半アディショナルタイムの痛恨失点でベスト16敗退となった
北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド16が現地時間7月6日に行われ、ポルトガル代表はスペイン代表に0-1で敗退。
FWクリスティアーノ・ロナウドが、試合後の取材に応じた。終了間際の劇的な失点によってベスト16での敗退が決まり、試合後には涙を流したストライカーは「悲しいです。勝つことができなかった」と率直な胸中を吐露した。
しかし、全力を尽くした戦いに悔いはないと言い切る。「負けるのが好きな人なんていないし、大会から敗退するのが好きな人もいません。でも、これがフットボール選手の人生であり、プレーヤーの人生です。負けることもあれば、勝つこともある。ただ、私は後ろめたい気持ちはなく、すっきりとした気持ちで去ることができます」と、毅然とした態度で前を向いた。
試合は強豪同士のプライドがぶつかり合う展開となった。ポルトガルはDFヌーノ・メンデスのシュートがゴールポストを叩くなど決定機を作り、相手の攻撃に対してもGKジオゴ・コスタの好セーブなどで応戦した。しかし、後半アディショナルタイムに力尽きた。スペインに中央を破られ、FWフェラン・トーレスのラストパスからMFミケル・メリーノに決勝ゴールを許した。先発フル出場したロナウドもゴールに迫ったが、相手の堅守を崩し切ることはできなかった。
「全体として、私たちは良いトーナメントを戦えたと思います。私たちに勝った唯一のチームはスペインでした。私の見方では、彼らはこのワールドカップで最も勝ち進むチームの一つになるでしょう。どちらが勝ってもおかしくない試合でした。試合を分析した人なら、ポルトガルが善戦したことが分かったはずです。後半、私たちは少しラインを下げてしまったかもしれませんが、チャンスの数という点では非常に互角でした。どちらのチームが勝ってもおかしくない内容だったと思います」
試合直後、ピッチで涙を浮かべたことで周囲から注目が集まる代表チームでの今後や自身の去就については、明言を避けている。これが代表での最後の試合になるのかという問いに対しては「いいえ、頭が熱くなっているときには何も決めません」と言い切った。「じっくりと考え、振り返り、家族と話し合う時間が必要だと思います。ポルトガル代表が残した成果から、私の個人的な状況へ注目をそらしたくはありません」と語り、まずはチームの戦いを尊重した。(FOOTBALL ZONE編集部)

