平井拓郎氏が自身のYouTubeチャンネルで『「ミュージシャンです」と言えない人の共通点』を公開した。動画では、視聴者からの「職業を聞かれ堂々とミュージシャンと名乗れるのはどこからか」という質問に対し、バンドマンとしてのリアルな実情や処世術を語っている。

平井氏は、質問を投げかける相手によって答え方を変える必要があると説明する。例えば警察からの職務質問では「ボーカル」と答え、Wikipediaを見せて納得させるという独自の対処法を明かした。親戚に対しては「ミュージシャンを目指している者です」と答え、相手からの不要な追及を回避しているという。

自身が明確にミュージシャンと名乗り始めたのは23歳の時だと振り返る。同級生が就職して社会人になる中、何者でもない自分に焦りを感じて名乗ったものの、実績がない段階で自ら名乗ることは「CD出してるの?」「フェス出てるの?」と容赦なく追及されるため「極めて危険」だと指摘。特に、音楽的なリテラシーが高くない一般層に対して安易に名乗ることは、かえって不利な状況を招くと警鐘を鳴らした。

では、堂々と名乗れるのはいつからなのか。平井氏は「相手の反応を気にしなければいい」としつつも、世間一般を納得させるには「メジャーデビュー」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などの大型フェスへの出演といった、権威ある「後ろ盾」が必要だと語る。

まだ明確な実績がない場合のテクニックとして、TuneCoreなどを利用して音楽配信サービスで楽曲を聴ける状態にし、「こういうのしてる」と謙遜しながら相手に提示する方法を推奨。相手の反応を探りながら、隙が見えた時に「ミュージシャン」という肩書きを放り込むべきだとし、バンドマンならではのリアルな生存戦略を提言して動画を締めくくった。

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