真木よう子”デジタルタトゥー”を後悔?新ドラマ「ストレンジ」キャスト陣が恐怖とこだわり明かす

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▲写真左から、坂元愛登、石原良純、真木よう子、細田佳央太、恒松祐里、齊藤なぎさ、齋藤潤

ドラマ24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」(毎週金曜 深夜24時12分)の記者会見に、細田佳央太、真木よう子、坂元愛登、石原良純、齊藤なぎさ、齋藤潤、恒松祐里が登壇した。

日本が誇るホラー漫画界の鬼才・伊藤潤二の”傑作集”を実写ドラマ化。
「日常が突如として不条理な恐怖に侵食されていく――」
”独特の狂気に満ちた”傑作全13作品を、オムニバス形式でおくる。

【動画】「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」最新回


「死びとの恋わずらい」で深田龍介役を演じた細田は、ホラー・オカルト作品初挑戦。「『とにかく不遇な役』とのことだったので、身の回りで起きたことに反応していこうと思い、撮影に臨みました」と振り返り、「周囲に影響される役だからこそ、ホラー作品においては『狂気を持っている人の方が楽しそうだな』と思いました」と笑顔を見せた。

「いじめっ娘」で、かつていじめていた少年との再会をきっかけに、狂気に満ちた姿に変貌していく栗子を演じた真木は「これほどまでに役により添わなくていいと感じたキャラクターはありませんでした」と苦笑い。「楽しんでやっていましたが、取り返しのつかないデジタルタトゥーを自ら彫りにいっているのではないかと、後悔する夜はありました」と話して笑いを誘った。

「父の心」で折原司役を演じる坂元は、司が好意を寄せる少女の父役を務める石原とのアクションシーンがあったそう。「ケガをさせてはいけないので、プレッシャーで緊張していた」と明かし、「『こう動いてみたら?』『もっと強くやっていいよ』と、僕の感情を感じてアドバイスをくださったのがすごく印象に残っています」と石原に感謝。

石原は「僕もずいぶん先輩から教わってきたからね」と語り、「役柄に関しては細田くんの言うように、狂気の役の方が楽しいですね。僕は一番いいとこ取りじゃないけれども、本当に皆さんに良くしてもらったので、帰りにあんみつを買って届けました」と笑わせた。

「あばら骨の女」で“美しいくびれ”に憧れるユリを演じた齊藤なぎさは「あばら骨を除去する病院のシーンで、お医者さんと看護師さんが本当に怖くて。私視点のカットをモニターで見たら、怖すぎて身の毛がよだったので、皆さんにこのシーンを見ていただくのが楽しみです」と声を弾ませた。

「押切異談」で押切トオルを演じた齋藤潤は、美術のクオリティを絶賛。「人間の下半身のモデルみたいなものが出てくるんですけど、それがあまりにも不気味すぎて。『テレビでカットされるかされないか、ギリギリのライン』だと現場で監督が話していました」と明かした。

大切な人との切ない境界線を描く「緩やかな別れ」で璃子を演じた恒松は「私のお話は他の方々と違って、怖いというよりも切ない物語」と説明。「物語の優しさ、温かさだったり、哀しさだったりを全身で感じながらお芝居していました」と語る一方で、「私は普通に会話劇だったので、あまりホラーを撮っている感じがなくて。(他のエピソード出演者が)ちょっとうらやましい」と笑みをこぼした。

会見では、キャスト陣の普段のこだわりや癖を「ストレンジ(奇妙)」か「ノットストレンジ(普通)」かで判定する品評会も。
細田は「一人カラオケの際、音楽が流れていないイヤホンを付けながら歌う」、真木は「慢性鼻炎やストレスによるかゆみから、鼻血が出るまで鼻をこする」と打ち明け、満場一致のストレンジ判定。

坂元は「齋藤潤くんが大好きすぎて、いろんな仕草やクセを真似して自分のものにしたくなっちゃう」と話し、齋藤潤が照れながらも「僕も愛登の真似をしようと思う」と返すなど相思相愛。

また石原は「移動中は絶対に寝ない。飛行機だろうがロケバスだろうが電車だろうが、ずーっと外を見続ける」、齊藤なぎさは「何か食べ物にハマると、半年から1年間くらい同じものだけをほぼ毎日食べ続けてしまう」という極端な習性を告白。

一方、「床で寝てしまっても、次の日の朝、気づくとベッドで目が覚める」という齋藤潤には、石原が「お酒を飲んでも、ちゃんと家に帰れるもの。帰巣本能じゃないかな」と共感を。

恒松は「鑑賞する作品に合わせた格好をして見に行きます。映画やドラマをみんなで見るときは、それに合わせたご飯とか作ったりして」と、作品への没入感を高める趣味を披露。この日も出演作のテーマである“残像”に合わせ、透け感のある衣装を選んだことを明かしてキャスト陣を感心させた。

ドラマを見てほしいシチュエーションについて、細田は“入浴前”や“布団の中”を提案。自身はホラー作品鑑賞後に入浴すると、必ず「後ろに何かいるんじゃないか」と思ってしまうそうで、「作品が終わった後の体験も含めてホラーにできる。『やばい、トイレ行かなきゃ。でも行きたくないな…』と考えてしまうような状況で見てほしい」とメッセージ。

ホラー作品が得意ではないという恒松は「みんなホラーは怖いです(笑)。でも、ホラーが苦手な人でも楽しめる作品になるように作ったので、ぜひ見ていただけたら」と呼びかけた。

(撮影・文/nakamura omame)