国内最大規模の南砺市データセンター計画 住民・企業・市が協定締結 建設が本格化
南砺市で建設が計画されている大規模データセンターについて、建設予定地の住民と開発企業、それに市の三者がきょう、建設に向けて協定を締結しました。これによりデータセンターの建設が本格的に動き出します。
協定を結んだのは、建設予定地の自治組織である西太美地域づくり協議会と、開発担当企業の「ギガストリーム富山」、それに南砺市のあわせて3者です。
西太美地域づくり協議会 山下透会長
「リスクを減らせるような形で協定書を結べたと思っておりますので、この協定書を今後も守りながら進めていければいいかなというふうに思っております」
この大規模データセンターは、クラウドやAIなどが扱う膨大なデータを処理するための集積拠点として、南砺市が、医王山のふもとのおよそ13ヘクタールの土地で建設を計画しています。稼働は2年後を予定し、規模を示す「受電可能容量」は、国内最大の400メガワット。その後、10年以内に規模をおよそ8倍の3.1ギガワットまで拡張する構想です。
ギガストリーム富山 ダニエル・コックス代表取締役
「確実に地域の皆さんと良いコミュニケーションを取り続けたいと思ってまして。うまく地域協定を全うしていきたいというふうに思ってますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います」
南砺市 田中市長
「もう一段、階段を上った、そんな気がします。この南砺市が行政として、この3つの団体に入るという責任もあるわけでありますので、しっかりそれは取り組んでまいりたいというふうに思います」
西太美地域づくり協議会 山下透会長
「全員が全部もちろん賛成ではないんですけど、全体として非常に割とスムーズな形で自分たちの今後の話もできたかなというふうには思ってます。この協定書はかなり柔軟にできておりまして、その都度話あって解決していこう、そのときには協定書を見直すとかいう形で進めたい」
建設の第一段階となるデータセンター南砺キャンパスは、県の認可が下り次第工事を始める予定で、早ければ来月になるということです。
また、運営事業者は現在1社に絞られていて、開発企業のギガストリーム富山は「8月半ばまでには公表したい」としています。
