山形名物玉こんにゃくメーカーが自己破産へ 負債約1億2000万円で事業断念
米沢市でこんにゃくや豆腐などを製造していた食品会社が16日までに事業を停止し、自己破産の申請準備に入ったことが分かりました。
帝国データバンク山形支店によりますと、事業を停止し、自己破産の申請準備に入ったのは米沢市の「いの食品」です。負債はおよそ1億2000万円にのぼるということです。
この会社は1954年に創業し、1980年に法人化された食品メーカーで、こんにゃくや豆腐、納豆などを製造し、スーパーや観光施設、飲食店などに販売していました。
山形名物の「玉こんにゃく」のメーカーとして地元で一定の知名度があり、インターネット通販も手がけ、1997年にはおよそ1億6000万円の売り上げを計上していました。
しかし、得意先の店舗数の減少や新型コロナの影響で売り上げが落ち込んだほか、資材や原材料価格の高騰で赤字が続き、債務超過に陥っていました。さらに、おととし12月には主力の取引先だったスーパーが事業を停止した影響で売り上げが減少し、去年5月期にはおよそ8900万円に落ち込みました。
その後も新たな取引先の開拓が進まず、事業の継続を断念したということです。
