KKT熊本県民テレビ

写真拡大 (全12枚)

今が旬の果物「ビワ」の話題です。

生産する農家が減る中、天草のビワの魅力を伝えようと奮闘する男性を取材しました。

その特徴は…。

■川又優アナウンサー「うわっ、大きい!卵くらいのサイズ、いや、それより大きいか…」

天草でとれる大玉のビワ。通常の2倍ほどの大きさで、甘さは別格です。

「甘い果汁があふれてきました」

大きなビワのヒミツに迫ります!

いまが旬のビワ。天草市や宇城市が主な産地です。(2024年度調査)

生産量はピーク時で852トンありましたが、栽培の難しさや生産者の高齢化で、2024年度には13トンにまで落ち込みました。

■天草市五和町
そんな中、「天草のビワの魅力を知ってほしい」と奮闘する男性がいます。

周詞新介(しゅうじ しんすけ)さん60歳。父親の代から6種類、およそ100本のビワの木を育てています。

数ある品種の中でいま、周詞さんが注目するビワがあります。それは…

■周詞さん「クイーン長崎は非常にジューシーなんですよね。大玉で食べ応えがあります」

大玉が特徴の「クイーン長崎」。糖度は13度ほどと甘く香りが高い品種です。

一般的なビワの実は50グラムほどですが、周詞さんは去年(2025年)、クイーン長崎を80グラムにまで育てました。

■3/30に摘果作業
大きなビワづくりに欠かせない作業のひとつが「摘果」です。

通常、ビワはひと房に20個ほどの実がなりますが、ひと房あたりの実の数を摘果して減らすことで、残った実に栄養が集中して大きく成長させることができます。

■周詞さん「基本的には3粒からもしくは4粒残します。1粒100グラムくらいの大きさのビワに仕立てたいと思っています」

摘果作業からおよそ3か月。保護のためかけられた袋は、はちきれんばかりになっていました。

■川又アナ「採れた!」
■周詞さん「お見事です」
■川又アナ「重いです。すごいすごい!ずっしりきます。収穫できるとうれしいですね」

1年かけて手塩にかけた結果、大玉が自慢のビワの重さは…。

■周詞さん「101gあります」

■川又アナ「すごい!101g!3桁いきました」

念願の100グラム超えを達成です。

■川又アナ「いただきます。すごいジューシーですね。甘い果汁があふれてきました」
■周詞さん「糖度13度ぐらいあるんじゃなかろうかと思いますね」

甘さも申し分ありません。でも周詞さんは、更に大きくおいしいビワを作りたいと既に先を見据えていました。

■周詞さん「もっと立派で、なおかつ、きれいなクイーン長崎を栽培出来るようになったら、特産品としてアピールしてもいいんじゃなかろうか」

天草のビワをもっと多くの人に知ってもらうために。周詞さんの挑戦は続きます。

【スタジオ】
今年の収穫は終了したそうですが、周詞さんは、既に来年に向けて大玉ビワのほか、白色のビワなど、珍しい品種の栽培にも力を入れているそうです。