オードリー若林正恭が直木賞候補 過去の芸能人のノミネートは 加藤シゲアキ、セカオワSaoriも
お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭(47)の小説「青天」が、第175回直木賞(日本文学振興会主催)の候補作に選出された。お笑いタレントの同賞候補入りは初の快挙。7月15日に選考委員会が開かれ、授賞作が決定する。
若林は過去にエッセーや連載などで文才を発揮してきたが、小説執筆は今回が初めて。2024年に文章投稿サイト「note」に連載され、今年2月に文芸春秋社から書籍化。予約段階で発売前重版が決まるなど話題となり、累計発行部数29万部を突破している。
舞台は1999年、弱小アメリカンフットボール部の高校生が、引退後に再び競技と向き合う姿を描く青春小説。若林も高校時代に相方の春日俊彰とアメフトをプレーしており、その経験も反映されている。
他に朝倉かすみさん「けんぐゎい」、蝉谷めぐ実さん「見えるか保己一」、凪良ゆうさん「多類婚姻譚」、原田ひ香さん「#台所のあるところ」が候補入りした。
芸能人が執筆した作品では、過去に人気バンド「SEKAI NO OWARI」のSaori(藤崎彩織)が「ふたご」(2017年)で、「NEWS」の加藤シゲアキが「オルタネート」(2020年)と「なれのはて」(2023年)で直木賞候補作に選出されたが、受賞はならなかった。
芸人では、お笑いコンビ「ピース」又吉直樹が「火花」(2015年)で芥川賞を受賞した。

