定期船エンジン故障で観光直撃 酒田市飛島の宿泊客2割まで落ち込む 市が補助金と代船費を計上
酒田市の離島・飛島と酒田港を結ぶ定期船が故障している影響で島内の宿泊施設の利用客が激減しています。こうした中、酒田市は、島内の宿泊施設を対象に、緊急支援に乗り出す方針を固めました。
ことし3月に定期船「とびしま」のエンジンが故障し代わりの船での運航が続く問題で、島内の宿泊施設9か所の利用客が激減しています。
酒田市が行った聞き取り調査の結果、ことし4月、1か月間の宿泊客数は去年の同じ時期と比較して、5割から2割程度にまで減少しています。
毎年4月からゴールデンウイークにかけて飛島は、春の渡り鳥を観察するバードウォッチングでにぎわいますが、小さな遊漁船や定員が本来の半分以下の船を使った運航だったため、宿泊の予約を控える利用者が多かったとみられています。
船の修理とその中間検査が終わるのはことし9月ごろの見通しです。こうした中、酒田市は、飛島の宿泊施設を対象に、事業継続のための緊急支援を行う方針を固めました。4月から9月までの間の過去2年平均の利用者数と実際の利用者数の差について1人につき6600円を補助。総額で1805万円を6月市議会の補正予算案に計上しました。
また、エンジン修理費用はまだ詳細が判明していないものの代船の委託料の増加分と合わせて1億5293万円を補正予算案に盛り込みました。
