山形放送

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山形県内の公立学校で昨年度に認知されたいじめの件数はおよそ1万2000件で、4年ぶりに増加したことが分かりました。県は「相談しやすい環境が醸成されつつある」と分析しています。

これは、2日に開かれた「県いじめ問題対策連絡協議会」で明らかにされたものです。
県教育委員会は、いじめの早期把握や解決につなげようと、年2回、県内の公立学校に対し、いじめに関するアンケートを実施しています。それによりますと、昨年度に認知されたいじめの件数は1万1978件に上り、前の年度に比べ460件あまり増加しました。増加は4年ぶりで、調査を始めた2013年度以降では5番目の多さとなりました。
いじめの内容は「からかいや悪口など」が最も多い7801件、次いで「ぶつかられたり叩かれた」が3238件となっています。このほか、「インターネットやSNSなどでの誹謗中傷」は399件となり、前年度より55件増えています。認知件数が増加した要因について、県は「アンケートの実施や研修会の開催などにより、児童や生徒から大人に相談しやすい環境が醸成されつつあるため」と分析しています。

県義務教育課佐藤元課長「いじめの認知を進めるための体制が子どもたちや保護者学校教員などに浸透してきているものととらえている。SNSやパソコンなどインターネットを介したトラブルが増えていることについて未然に防止していくための新たな視点として取り入れながら対応していきたい」

協議会ではこのほか、県警察が去年、いじめに起因する事件として、恐喝と暴行の合わせて2件を摘発したことも報告されました。