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 ◇ナ・リーグ ドジャース3―4フィリーズ(2026年5月30日 ロサンゼルス)

 ドジャースは30日(日本時間31日)、本拠でのフィリーズ戦に逆転負けを喫し、連勝は6でストップした。先発の佐々木朗希投手(24)は5回1/3を3安打1失点の好投を見せたが、4勝目は次戦以降に持ち越しとなった。デーブ・ロバーツ監督(53)は投球内容を絶賛した。

 立ち上がりから全開だった。初回先頭のシュワバーへの8球目に100.1マイル(約161.1キロ)をマーク。今季初の球速100マイル(約160.9キロ)超えはファウルされたものの、直後のスプリットで両リーグ最多22本塁打の強打者を空振り三振に仕留めた。2回先頭の5番・ボームに98.9マイル(約159.2キロ)の直球をはじき返され、先制ソロを許したが、以降は13人連続アウトを奪うなど、安定感を取り戻した。

 2―1の6回に連打で1死一、二塁のピンチを招き、降板を告げられた。マウンドから下りる際には、大観衆からスタンディグオベーションが降り注いだ。2番手左腕のベシアは四球を与えて満塁としたが、三振、三ゴロで無失点。ダッグアウトの佐々木も拍手で喜び、ベシアと熱いハグで健闘を称え合った。

 ロバーツ監督は「登板するたびに良くなっているように見える。今夜は球速も我々が期待していたレベルまで戻っていたし、その球速に加えて制球力や変化球も良かった。ボームに対して1球ミスはあったけれど、それ以外は本当に素晴らしい投球だったと思う」と称賛。今季最速の100.4マイル(約161.6キロ)など100マイル超を連発したことについて「驚いたよ。正直、どのくらいの球速が出るかは分からなかった。でも彼はウエートルームでも、ブルペンでの練習でも本当に努力してきた。そこに自信や確信が加わったことで、非常に質の高い速球と優れた制球力が生まれている」と賛辞は止まらなかった。

 球速を取り戻したことで、マウンド上の佐々木は自信に満ちあふれていた。「シーズン序盤は、投げるたびにスピードガンを見て球速を確認していた。でも今は“良い球が投げられた”“感覚が良かった”ということ自体が自信になっている。もう球速を探し求めたり、球速を追いかけたりする必要がなくなったんだ」と言う。

 シーズン中に見せる無限大の伸びしろについて「すごく成長したよ。見た目だけでも、かなりたくましくなった。ストレングスコーチのトラビス・スミスが、朗希の筋量や筋力を増やすために本当に一生懸命取り組んできた。その成果が見えている。それにマウンド上での立ち振る舞いも変わった。もう自信がなさそうには見えない。本物の自信だよ。今の彼は、優勝を目指すチームの“本物のメジャーリーグの先発投手”というカテゴリーに入ってきていると思う」と最大限の賛辞で成長を認めた。