阪神・立石正広【写真:加治屋友輝】

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巨人3連戦で14打数7安打の活躍

 新たな“巨人キラー”が誕生したかもしれない。阪神の立石正広内野手が24日、東京ドームで行われた巨人戦に「1番・三塁」で先発出場。プロ初本塁打を含む2安打2打点の活躍で、首位浮上に貢献した。3連勝で幕を閉じた伝統の一戦、立石が強烈なインパクトを残し“主役の座”を奪った。

 全ては藤川球児監督が抜擢から始まった。3連戦初戦の22日、指揮官は立石をプロ初の「1番・左翼」で起用。初回の打席で左翼超え二塁打を放ち、プロ初の長打を記録すると敵地は騒然となった。3回の第2打席でも中前打を放ち、初のマルチ安打。4回1死二、三塁で迎えた打席では、初球を左前にはじき返しプロ初打点をマークし、猛打賞も記録した。

 翌日の試合も立石の勢いは止まらず、5回に0-0の均衡を破る2点適時打を放つなど、2試合連続でマルチ安打を記録。迷いのないスイングで放った快打が勝利を引き寄せた。そして、この日のカード3戦目。5回1死一塁の場面で、巨人ドラフト1位左腕の竹丸から右中間へプロ1号。20打席目で待望の一発が飛び出した。

 立石が巨人3連戦で残した成績は、打率.500(14打数7安打)、1本塁打、5打点。左翼と三塁で起用されるも守備をそつなくこなし、23日の試合では左翼ファウルゾーンへの飛球を好補した。

 19日の中日戦で1軍デビュー以降、5試合連続で安打を記録し、24日時点で打率.409(22打数9安打)、1本塁打、3打点。22打席立って、まだ四球はゼロ。これは立石の積極さを証明しているとも言える。巨人戦で一躍その名を広めたスーパールーキーは、26日から初の交流戦を迎える。(Full-Count編集部)