住宅価格10年で約1.5倍に急上昇、土地争奪戦も 予算と現実のギャップに悩む家づくり事情
住宅市場の高騰が止まりません。物価や金利の上昇に加え、人気エリアでは土地の争奪戦も起きています。いま、家づくりの現場で何が起きているのか取材しました。
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住宅価格の高騰、マイホーム購入に影響
人生で最も高い買い物と言われる「マイホーム」。購入を考える際に多くの人が悩むのは、やはり「お金の問題」です。
おうちの買い方相談室大分本店 田原誠那斗室長:
「物価も上がってきていますし、土地の価値や金利、建築費などさまざまなものが上がっています。自分たちの予算で大丈夫なのか、安心してローンを支払っていけるのか、そういった相談が多くなっています」
おうちの買い方相談室によりますと、資材や人件費の高騰で建築コストが上昇し、10年前に2000万円だった住宅が、いまでは2900万円になったといいます。
国の住宅市場動向調査のうち「住宅選択にあたり妥協したもの」という項目では、注文住宅・建売・マンションのいずれの購入者も『価格が予定より高くなった』という回答が最も多い結果に。予算と現実のギャップに悩むのは、全国的な傾向といえます。
おうちの買い方相談室大分本店 田原誠那斗室長:
「建築費はこの10年で4~5割上がってきていますし、金利も一気に上がってきています。今後も上昇傾向が見込まれ、購入を検討している人は、早めの行動をおすすめしたいです」
土地確保が難航、平屋希望者も悩む
住宅を建てる際に重要な要素のひとつが「土地」です。大分市内では人気エリアを中心に、希望する広さの確保が難しくなっています。
SAKAIマーケティングチーム 三浦麗本部長:
「最近は『平屋がいい』という方がとても多いです。ただ土地が少なく、あってもサイズが小さく建てられないケースがあります。人気エリアほど、ネットに出る前に売れてしまうということも多くあります」
大分市内で人気が高いエリアは、中心部から程よい距離で生活利便性の高い「高城・下郡・明野」。小学校の開校などで若い世代が増え、今後も人口増加が見込まれる「鶴崎・大在・坂ノ市」。そして、ハザードマップ上で災害リスクが低いとされる「西大分・横尾」です。
希望するエリアが決まっている場合は、早めに不動産会社や住宅メーカーに相談し、土地を確保できる可能性を高めておくことが大切です。
SAKAIマーケティングチーム 三浦麗本部長:
「土地と家をセットで考えられていると思いますので、住宅会社の中で不動産事業を手掛ける会社に依頼すると、スムーズにストレスなく進めることができると思いいます」
念願のマイホーム購入に悩みはつきもの。予算やエリア、ライフプランにあった購入計画を立てることが、後悔しない家づくりへの第一歩といえそうです。

