フルタイム2人の母流「自分だけの時間」のつくり方。“ながら”でなく、集中して楽しむのがコツ
「忙しい」「時間がない」からと、自分のことをあと回しにしていませんか? 今回は、そんな人が“自分ファーストな暮らし”をかなえるためのヒントを、夫と2人の子ども(大学生・高校生)と4人暮らしでフルタイムで働く書店員・森田めぐみさん(40代)に教えてもらいました。また、森田さんおすすめの「自己肯定感を高めてくれる本」も併せてご紹介します。

「私、自由にやってる!」その感覚が、充実感に

「自分最優先の時間をしっかり確保できているから、仕事や家事でどんなに忙しくても、ストレスはないんです」と森田さん。
自分の時間が“だれかのため”の時間にすり替わっているという不満こそ、イライラの原因。とはいえ、仕事はもちろん、家族がいると100%自分の好きなように過ごすのは不可能に近いのも現実。そこで森田さんが実践するのは、自分ファーストの時間をこま切れでなく、まとめてとれる暮らしの仕組みをつくること。そして、“ながら”をやめて集中すること。
「するべきことは集中して短時間で完了。その結果つくれた自分時間も、没頭して味わう。そのメリハリが、『私は好きなように生きている』という充実感に」
●自分ファーストの時間にかかせない本棚

昔の日本家屋ならではの広い玄関に2つの本棚。

キッチン、寝室など、家のあらゆる場所に本がある森田家。興味ある本は迷わず購入。
森田さんおすすめ「自己肯定感を高めてくれる本」
本を読み終えた後は、達成感で気分が高揚するもの。ここからは、自身の著書もあるカリスマ書店員・森田さんおすすめの自己肯定感をアップさせてくれる本を3つご紹介します。
●自分はそのままでいいんだと思える本

・流しのしたの骨 江國香織著/新潮文庫
「登場人物それぞれが、好き勝手に生きている。それが許される優しい世界がすてき」
●脳科学の観点から自己肯定感を解説

・全米トップ校が教える 自己肯定感の育て方 星 友啓著/朝日新聞出版
「自己肯定感を強化できる方法が、科学的な視点&具体的に書かれていておもしろい!」
●なにも解決しないけど力が抜ける一冊

・コジコジにきいてみた。 モヤモヤ問答集 さくらももこ著/ブルーシープ
「コジコジの言葉に触れていると、悩んでいることがどうでもよく思えてきます(笑)」
忙しいと思っていても、自分の時間はつくれる
精神科医師・福永伴子先生に、自分ファーストな時間をかなえるコツを聞きました。
「まずはだれにもじゃまされない“秘密の時間”をつくってみましょう。忙しい人も、家族に内緒で有休をとる、スマホをダラダラ見るのをやめる…などの工夫で時間は捻出できるもの。自分だけの時間が心に余裕をもたらしてくれるはず」(福永伴子先生)
