50代60代、家に眠っていた「スカーフ」のすてきな活用術。いつもの服が華やかになる
家の片付けをしている最中、昔愛用していた懐かしいスカーフが出てきたことはありませんか? なかには、何年も使う機会がなかった…という方もいらっしゃるのでは。そこで、家に眠っていたスカーフのすてきな活かし方をご紹介します。ここでは、若松美穂さん、ライフさん、河村純子さん、朝倉真弓さんの4名に伺いました。

スカーフの使いこなし方を考えるのが楽しい
先日、タンスの奥にしまいこんでいたスカーフを見つけたのは、元祖節約主婦として知られる若松美穂さん(50代)。
「私たちの世代はスカーフをもっている方が多いようです。けれど、あまり使いこなせていないもののひとつなのかもしれません」と語る若松さんに、あえて巻かないスカーフの使い方を伺いました。
カゴバッグの持ち手に結ぶ

最近は、これからの季節に活躍するカゴバッグに巻いたりしています。

チャックやボタンで閉じられるバッグもありますが、そうではない場合は中身が丸見え。街や電車のなかで「上からスッとお財布だけとられた」という話を聞いたことがあるので、防犯の意味も込めてスカーフで中身を隠します。

ただ上に乗せるだけですと、素材がツルツルしていてなにかの拍子に落とすことも考えられます。そこで、私は片方だけ持ち手に結びます。

少し垂らして、ひと結び。不安な方はふた結びしてもよいでしょう。

結んで残った部分をふわっと広げて、荷物を隠すように乗せるだけ。おろした部分はバッグのおしゃれポイントになります。
タンスの中に眠っているものが動き出す感覚は、とてもうれしく楽しいものですね。皆さまもぜひ、スカーフで日常を彩ってみてはいかがでしょうか。
スカーフを“着る”ようにまとう、新しいおしゃれ習慣

年齢を重ねると、どんな服を着ても、なんとなく「似合っていない気がする」日が増えてきます。それは、体型や顔つきが少しずつ変化するだけでなく、心のなかにも変化が訪れているからかもしれません。
そんなとき、新しい服を買わなくても、今あるもので気分を変えることができる、と教えてくれたのは、YouTube『60歳からの幸せライフ』で暮らしや生き方のヒントを発信しているライフさん(60代)。今回は、手もちのスカーフを“巻くもの”ではなく、“服の一部”として使ってみる着こなしアイデアを教えてもらいました。

似合うものが少しずつ変わってきた今、スカーフはただ巻くだけのアイテムではなく、まるで服のように楽しむことで、装いに新鮮さをもたらしてくれます。
さらに、そうすることで「自分らしさ」も表現できるのです。
そう気づいたときから、スカーフが暮らしのなかの楽しみになりました。
1:羽織るだけでおしゃれに見える「ボレロ風」

スカーフの左右の端をひと結びにして輪をつくります。

その輪の中に両腕を通せば、ふんわりと肩にかかるボレロのようなシルエットに。無地のワンピースやTシャツの上に重ねるだけで、印象がぐっとやわらかく、華やかになります。夏の冷房対策にも便利です。
※ポイント:大判の正方形スカーフが扱いやすく、動きやすさもアップ。
2:腰に巻くだけで決まる「巻きスカート風」

大きめのスカーフの一辺を腰に当て、両端を前または横で結ぶと、ラップスカートのような仕上がりに。
3:三角形に折ってコーデのポイントに

スカーフを三角に折り、長辺を腰に当てて両端を結びます。斜めのラインが軽やかで、リゾート風の装いにもぴったり。
※ポイント:タンクトップやレギンスに重ねるとバランスよくまとまります。
60代、スカーフを着こなすことで見つける私らしさ
スカーフは、ただ巻くだけのものではなく、着こなしの幅を広げてくれる頼もしい存在。今ある服にひと工夫加えるだけで、装いに新鮮さが生まれ、気持ちまで明るくなります。
年齢を重ねた今だからこそ楽しめるアレンジで、普段の装いに彩りと“私らしさ”を添えてみませんか?
大人世代はスカーフで「ツヤ感」をプラス

「どう使えばいいのかわからない」「昔っぽく見えそう」と、しまい込んだままになっているスカーフはありませんか?
年齢を重ねると肌ツヤが落ち着いてくる分、大人世代はコーディネートに「ツヤ感」をプラスするとバランスがよくなります。そこで、肌や目、唇などの色から、似合う配色や着こなしなどのパーソナルスタイリングを行っている河村純子さん(50代)に私物のヴィンテージスカーフを使ったコーデを解説していただきました。
使い方1:胸元で結んでビスチェ風にアレンジ

スカーフを三角に折って胸の前で結び、くるっと回すとビスチェを重ねているようなスタイルに。
シンプルなTシャツにプラスするだけで、リゾート感のある軽やかなムードを演出できます。
<着用アイテム>
スカーフ:ヴィンテージ
Tシャツ:ユニクロ(クルーネックT 1500円)
パンツ:ユニクロ(数年前のもの)
バッグ:chiiiibag
ビーチサンダル→ハワイアナス
使い方2:バッグに組合わせてイメージ一新

ヴィヴィッドカラーが効いたスカーフは、バッグの持ち手に結んだり、バッグを包むアレンジもおすすめ。このときは、スカーフの隣り合う角同士を結び、持ち手にとおしています。筒形のバッグが包みやすいです。

ベーシックカラーのシンプルな着こなしも、スカーフでアレンジしたバッグがいいアクセントになります。
<着用アイテム>
バッグを包んだスカーフ:ヴィンテージ
Tシャツ:ユニクロ(クルーネックT 1500円)
ハーフパンツ:ユニクロ(過去のもの)
ビーチサンダル:ハワイアナス
※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください
スカーフひとつで激変するアクセサリーのアレンジ

このところ、再び注目を集めているスカーフ。若い世代が、スカーフをパンツやスカートの上から腰に巻いたり、髪型のアレンジとしてヘアバンド風に使ったりしているのを見かけます。
そこで、文筆家の朝倉真弓さん(50代)に、手もちのアクセサリーと組み合わせて新しい印象を与えるアレンジ方法を紹介してもらいました。細長いスカーフはもちろん、正方形のスカーフも、細長く折りたためばアレンジ可能です。
1:パールのロングネックレスと合わせて華やかに

パールのネックレスをより華やかにするアイデア。長さの調節も可能なので、自由自在に変えられてアレンジの幅が広がります。

用意するのは、細長いスカーフ(もしくは細く折りたたんだスカーフ)とパールのロングネックレス。イミテーションのパールで十分です。

パールのネックレスをねじります。

ネックレスの両端の輪にスカーフをとおして大きな輪をつくります。緑の部分が首をとおす部分になります。

首に巻いたらパールの部分を二重に巻きつけます。

輪の大きさを調節してスカーフの端同士を結んだら完成。こちらはネクタイのように結んでみました。

二重にせずにシングルのままアレンジしてもステキです。

以前、華やかな場に出向くときにこんな感じで身につけてみました。
2:ブローチと合わせて首元・手元をおしゃれに

スカーフとブローチを組合わせて使用するアレンジもおすすめです。

ブローチのピンの部分にスカーフを通します。スカーフの生地は繊細なので、引っかけないように気をつけて!

ブローチの部分を前にして長さを調節し、首のうしろで結びます。うしろ部分は小さく結んで、目立たなくするのもいいかもしれません。襟つきの服に合わせると、雰囲気がガラリと変わりますよ。

手首にラフに巻いて、バングルのようにアレンジするのもステキです。ぜひ試してみてくださいね。

