艶めかしい女踊りの一瞬 異色の阿波踊り写真展【徳島】
東京の若手写真家・平良博義さんが撮影した阿波踊りの写真を集めた作品展が、8月11日から徳島市で開かれています。
■艶めかしい女踊りの一瞬
暗闇の中、くの字に体をくねらせる踊り子。
艶めかしい女踊りの一瞬を、意外な角度から切り取っています。
踊り飾りに包まれた徳島市東新町。
商店街の入口で店を構えるこちらのカフェで11日から、写真家・平良博義さんによる阿波踊り写真展が開かれています。
■きっかけは苔作
(東京都出身の写真家・平良博義さん(37))
「苔作のパンクなサウンドにやられて、めちゃくちゃ気持ち良くて『何だこれ』と思い」
平良さんは東京都出身、かつて高円寺で見た苔作に心奪われ、阿波踊りの写真を撮り始めました。
■写真集「ぞめき」がコンクールでグランプリ
そして、その仕事は2025年、写真集「ぞめき」として結実しました。
「ぞめき」は、写真コンクールの40歳以下部門でグランプリを獲得。
今回、展示されているのは、その写真集の中から厳選された作品たちです。
■新町橋よいよい囃子
こちらは2024年、「新町橋よいよい囃子」を撮影した一枚。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなそんそん」
毎年、新町橋周辺に現れ、道行く人たちを踊りの渦に巻き込むお囃子グループです。
しかし去年、長年グループを引っ張ってきたリーダーが他界。
(平良博義さん)
「亡くなった人がいて、その想いをつないで、みんなで踊りの熱を生んでいる」
「そういう風に僕は、去年1年周って理解した」
(兵庫から)
「写真見てたらすごい良い表情の人が多かったので、とても良いと思った」
「動きのある感じに撮られていて、写真だが動いているように見えると思った」
■熱狂と鎮魂が同居
(平良博義さん)
「(阿波踊りは)熱狂に近いダンスホールでもあるが、供養の想いがあって、やっている人々の想いがあって、阿波踊りの熱があると伝えたい」
熱狂と鎮魂が同居する阿波踊り。
平良博義写真展「ぞめき」は、徳島市東新町の「ポンヌフキッサ」で、阿波踊り最終日の15日まで開かれています。
