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間もなく後半戦に突入するサッカーの明治安田J2リーグ。チームの中盤の要としてピッチを縦横無尽に走り回る注目選手、MF・坂本亘基に独占インタビューを敢行した。

【写真を見る】「攻守ともにハードワークできる選手」モンテディオ山形・坂本亘基選手に聞く 後半戦浮上のカギは「自信」と「サポーターの後押し」

「僕はアタッカーなので得点を狙うのはもちろんですが、チームとして失点を減らすこと、勝利へのメンタリティが大事になってくると思う」

後半戦に向けて、上昇へのカギをこのように話す坂本。その言葉には確かな決意を感じる。

坂本はここのところ好調だ。スピードを武器に突破しチャンスを演出する思い切りの良さ、さらに自身がゴールを決める決定力を持つ。

また、先日のスタッド・ランス(仏リーグ)との親善試合では、日本代表のDF関根大輝とのマッチアップでも競り負けない当たりとプレーを随所に見せ、スタジアムを沸かせた。

そんな坂本について、横内昭展監督は。

■坂本の魅力は「ハードワーク」そして・・・

「僕が来る前に3試合連続かな、ゴールを決めて。のっている選手。攻守両面でハードワークできる」

シーズン途中からチームの指揮をとる横内監督は、坂本の活躍を称賛する。そのポイントはハードワークだ。しかも。

「僕は守備のタスクを選手に要求する。坂本はそれを忠実にやろうとしてくれる」

攻めるだけではなく、守ることも逃げずにこなす。まさにピッチ上でありとあらゆるプレーをこなすのが坂本なのだ。

■後半戦に向けて

「シーズン通してやってきたことが勝ちにつながると、それが自信になる」

坂本はそう話す。シーズン中を通して選手たちは勝ちを求めて様々なトライを続けている。

けして派手ではないが、練習を見ると繰り返し繰り返し、ポジショニングやプレーの流れを確認するように練習している。ゴールという収束点を目指し、全員が前を向いている。

しかし、勝つのはそう簡単ではない。それが今のチームの成績となっている。だからこそ坂本は「勝ち」につなげたいと話すのだ。

後半戦に向けた思いとは。

■後半戦への決意

「リーグ戦、天皇杯と試合が続く。僕たちは1試合でも多く、サポーターと勝利の喜びを分かち合いたいと思っています。ぜひスタジアムに来て応援してほしい」

以前サポーターについて話を聞くと、「モンテブルーのスタンドが揺れていると、本当に後押しされていると感じる」と話していたのが印象的だった。きっと坂本だけではない。選手全員が、そしてチームスタッフですらもスタンドのサポーターの声や反応に勇気づけられているはず。

時に成績が振るわないのは厳しいプロの世界ゆえ。苦しい時に応援するからこそ、モンテは山形のチームとなっていく。

蛇足。冒頭でも触れたスタッド・ランス戦。日本代表DFの関根と激しくぶつかり合い、オーバーラップを阻止し、時に突破してみせたプレーについて聞いてみた。

「ガツガツ行ってましたね、見ていて燃えました」

「ああ、ありがとうございます。同じ日本人には負けられないっす!」

少し照れ笑いをしながら話す坂本のその言葉には、確かな闘志が宿る。負けず嫌いなんだな、とうれしくなる。坂本亘基は後半戦もきっとサポーターを沸かせてくれるはずだ。