「保存容器の収納がグチャグチャ!」と困っていませんか? 正方形や丸、プラスチック製やガラス製など、形や素材もさまざま…。ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんも以前は保存容器を減らすのに迷いに迷ったことがありましたが、ある方法を試したところ手放すことに成功したそう。今回はその方法をご紹介します。

増えすぎた保存容器は「使いたい基準」を書き出す

今でこそ保存容器は必要なものだけを厳選し、スッキリと収納できていますが、以前は、今よりもたくさんの容器をもっていて、うまく収納できずに困っていました。というのも、「軽いもの」「油分がすぐ落ちるもの」「汁物がこぼれないもの」「重ねられるもの」など、用途ごとに選んでいたのでどんどん数が増えてしまったんですよね。

収納スペースは限られているので減らす必要がありました。けれど、どれを手放して、どれを残せばいいのかがわからない…。いろいろと考えているうちに、頭の中がゴチャゴチャしてきました。

そこで一度、頭の中にある「使いたい保存容器の基準」を思いつくまま付箋(ふせん)に書き出し、いわゆる「見える化」をしてみました。

「見える化」でわかった!残すべきもの

次に、付箋に書き出した「使いたい基準」を優先順位が高い順に並べ替えます。私が書き出した優先順位は以下の通りです。

(1) 電子レンジ食洗機対応
(2) 省スペースで収められる
(3) フタの溝が乾きやすい
(4) 軽い
(5) 中が見える
(6) 油汚れが落ちやすい
(7) 色やにおいがつかない
(8) 汁漏れしない

よく「見える化するとわかりやすい」と言いますが、まさにそのとおり。書き出した付箋を優先順位が高い順に並べてみたことで、自分にとって本当に大事なことが見えてきたのです。

電子レンジが使えないホウロウ製は、まず候補から外れました。上位の基準を満たしていたのは、プラスチック製で四角い容器。わが家の食事事情では、色やにおいがつきづらいガラス製は優先度が低く、汁漏れしづらい密閉タイプはなくても問題なさそうでした。

思いきって手放したが、困らなかった

そこで、「プラスチック製で四角い容器」のなかでも、フタの溝が乾きやすいタイプを中心に残すことにしました。

サイズは使いやすさを考えて、大・中・小の3サイズで統一。ガラス製は優先度は低めでしたが、まったくないのも不便なので、中と小を1つずつ残すことに。逆に、いちばん優先度が低かった密閉タイプの容器は思いきって手放しました。

その結果、私が求める条件を満たしつつも、種類が厳選されてスッキリ収納することができました。保存容器に求める基準を満たしているので、数が減ってもなにひとつ困ったことはありません。むしろ、出し入れがしやすく機能的になり快適です。

私の場合は、「自分にとってなにが大事か」を付箋に書き出したことで、並べ替えができ、優先順位を視覚的に整理することができました。そして、保存容器がうまく収まらなかった原因は、「選び方の基準ができていなかった」ことに気づかされました。

保存容器に限らず、「減らしたいけれど、なにを減らしたらいいのかわからない」という場合は、ぜひこの方法で「自分の基準・価値観」を見える化してみて下さい。