医師が教える鶏胸肉×お酢の「疲労回復レシピ」2選。クエン酸で、だるさふっとぶ!
「血圧や血糖値のコントロール」「腸内環境の改善」など、さまざまな効果が期待されるお酢。その中でも注目なのが、疲れを癒やす効果。今回は、医師の石原新菜先生による「酢の疲労回復効果」の解説と、料理研究家の市瀬悦子さんによる、高タンパクで疲労回復に効果的な「鶏胸肉を使ったお酢レシピ」を紹介します。

甘酢でさっぱり、ご飯が進むおかずに
あっさりした鶏胸のものたりなさを甘酢で解消! 極上おかずに大変身です。
●鶏胸とサツマイモのオイスター甘酢炒め
【材料(4人分)】
鶏胸肉 2枚
サツマイモ 1本(300g)
A[水 大さじ3、酒・しょうゆ 各小さじ1]
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ3
B[酒大さじ4、オイスターソース 大さじ2、酢・しょうゆ 各小さじ2]
いりゴマ(白) 大さじ2
【つくり方】
(1) サツマイモはよく洗い、皮つきのまま1cm厚さの半月切りにする。耐熱皿に広げ入れ、分量の水をふってふんわりとラップをかける。電子レンジ(600W)で5分ほど加熱し、水気をきる。
(2) 鶏肉は皮を除き、ひと口大のそぎ切りにする。ボウルに入れてAをもみ込み、1切れずつ片栗粉をまぶす。
(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を並べ入れてときどき返しながら5分ほど焼く。鶏肉に火がとおったら、フライパンの余分な油をペーパータオルで除き、(1)、混ぜ合わせたBを加え、全体にからめながら照りよく炒め合わせる。ゴマを加え、さっと炒める。
[1人分343kcal]
ぴり辛のみぞれ酢で、から揚げ止まらない…!

鶏肉は酢をもみ込んでふんわりと。ピリ辛のみぞれ酢で、ほどよくさっぱりいただけます。
●鶏のから揚げ みぞれ酢かけ
【材料(4人分)】
大根 200g
A[酢 大さじ3、塩 小さじ1/4、コショウ 少し]
溶き卵 1個分
小麦粉 大さじ6
片栗粉、揚げ油 各適量
B[酢・しょうゆ・砂糖 各大さじ1と2/1、一味唐辛子 少し]
万能ネギ(小口切り) 1本
リーフレタス 3~4枚
【つくり方】
(1) 大根は皮をむいてすりおろし、軽く水気をきる。鶏肉は1枚を8等分に切る。
(2) ポリ袋に(1)の鶏肉、Aを入れて袋の上からもみ、口を閉じて常温に20分ほどおき、溶き卵、小麦粉を加えて袋の上からよくもみ込む。鶏肉を取り出して片栗粉をまぶす。
(3) フライパンに揚げ油を深さ2~3cmほど入れて180℃に熱し、(2)を入れ、衣が固まってきたらときどき上下を返しながら3分30秒ほど揚げる。強火にして2分ほど揚げる。
(4) 器に(3)を盛り、(1)の大根おろしをのせ、Bを混ぜ合わせてかける。万能ネギを散らし、リーフレタスを添える。
[1人分300kcal]
「お酢レシピ」のすごさは「クエン酸」にあり!
疲れは、体のエネルギーが不足しているサイン。体を動かすための「燃料」である糖がたりていない状態のことを指します。
しかし、「疲れたときには糖をとればいい」という単純な話ではありません。糖は摂取してすぐにエネルギーとして使われるのではなく、一度「グリコーゲン」という成分に合成されて、体内に蓄えられます。ここで重要なのが、酢の力。
酢は体内で「クエン酸」に変換されますが、このクエン酸がグリコーゲンの吸収を促進する働きをもっています。そのため、糖と酢を一緒にとることで効率よくエネルギー補給ができ、疲労回復が促されるのです。
さらに、疲労が蓄積すると体内には「乳酸」という成分がたまりやすくなります。クエン酸には、だるさの原因となる乳酸の蓄積を抑え、分解を促す力もあります。
つまり、酢には糖の吸収を高める効果と乳酸を分解する効果のダブルの働きがあり、疲労回復のあと押しをしてくれるのです。
※この記事は「血圧・血糖値をケアする健康お酢レシピ」に掲載された内容を再編集しています
※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
