YouTubeチャンネルで公開された「視聴者様からの質問に答えます!老後資金を確保するために新NISAでやるべきことについて紹介します!」の動画で、投資戦略アドバイザーの鳥海翔氏が登場。多くの視聴者から寄せられた新NISAの活用法や投資リスクについての疑問に、一つひとつ丁寧に答えた。

冒頭では「皆さんが思っていることは、だいたい似たようなことを思っています」と視聴者の不安に寄り添いながら、多様な質問に答えていくスタイルで進行。その中で「これから始める人にとって、オルカンとS&P500どっちがいい?」という定番の初心者質問には、「どっちが増えるかを考えすぎると選べなくなる。最も重要なのは『自分が信用できて長く続けられる方を選ぶこと』」と強調し、投資の継続性の大切さを説いた。

また、割高感やタイミングを気にして投資を控えるべきかとの問いには、「積立投資であればタイミングは気にせず、とにかく一日でも早く始めることが大事」とアドバイス。「投資の最終的な勝ちポイントは『できるだけ高い金額を、できるだけ長い期間運用させること』です。1ヶ月でも早く始めることが元本を増やします」と、長期での資産運用の重要性を訴えた。

さらに、「多額の積み立てはリスクが高いのか?」という質問には、「単純に月額が大きいからリスクが高いわけではない。『資産全体のバランスを見て判断するべき』」と具体的なシミュレーションを交えて解説。教育費などの大きな出費によって積み立てを一時ストップすること自体には否定的でない一方で「せっかく貯めたお金を安易に引き出すのはデメリットが大きい。積立資金は目的外で途中で引き出さないことが大切」と注意喚起した。

特に印象的だったのは、教育費で積み立てた資産に手を付けた場合と、低金利ローンを活用して積立資産を維持した場合の比較。「投信を運用し続けて、ローンは低金利で借りて返済する方が、最終的に数百万円も得になる」というシミュレーションを披露し、「投資してきた金額は途中で引き出すとめちゃめちゃデメリットになる。安易な引き出しは厳禁」と断言した。

また、米大統領選や金融危機、為替リスクについての話題では「トランプショックなどでS&P500は下落してきたように、今後も何が起きるかわからない。ただし『株価は上下するもの』と割り切った上で、必要なら投資し、必要ない人はしなくていい」と、投資判断の本質に言及。「問題は為替じゃなく株価。S&P500は過去30年で8倍になっている」と、リスクを受け入れながら長期投資を続けるメリットを説いた。

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