脳科学者・茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルで「フルマラソンを走る朝に考えること」と題した動画を公開した。茂木氏は東京マラソンに出走する際、どのようなことを考えているのか、具体的なエピソードを交えて語った。
茂木氏は、出走の朝に体重を計量し、「去年より1、2キロ多い状態で出走する」ことを明かした。その理由については「直前にカーボンローディングとして炭水化物を取ったため」と説明し、体重やペース配分がどのように影響を与えるか不安を吐露した。「マラソンはペース配分が肝心で、短い距離なら思いっきり走れるが、42.195キロの長さではペースを抑えなくてはならない。抑え過ぎると時間制限でバスに回収されるリスクがある」とマラソンの奥深さを語る。
さらに、「途中で歩いてしまう時に、どうタイムロスを防ぐかが難しい」ことや、「トイレのタイミング」が難題であるとも述べた。「トイレに行くタイミングを誤ると10分以上のロスタイムになることがある」とし、これもまた走行の大きな不安材料だとしている。
沿道からの応援については「足が痛くても、そこだけは走る」とも語り、支えられることで走る勇気を得ていることを明かした。また、「給水についても難しさがつきまとう」ことを語りつつ、「前半はトイレに行かないように押さえ気味に給水するが、後半になるとトイレに行く頻度は減る」とランニング中の体の変化についても触れた。
最後に茂木氏は「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のチャリティーランナーとして参加し、世界情勢に思いを寄せながら走る」と宣言。「無理をせずに完走を目指す」と力強く締めくくった。

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