XFN-ASIAによると、先月22日までに韓国南西部・全羅北道益山市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の発生例が2例報告されたことを受け、同市当局は養鶏の大量処分に踏み切った。3年ぶりの事態に、現場付近には軍も動員されて地域の隔離・封鎖が行われるなど、当局はウイルスの蔓延を防止するため、早急かつ徹底的な対応にあたっていた。

  処分は11月24日から始まり、今月3日までに感染が確認された養鶏場から半径3キロ以内の約77万1000羽が処分された。ただ、半径500メートル以内では、犬とブタも合わせて440匹以上処分されており、動物愛護団体からは抗議の声も上がっている。
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