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アメリカ大統領選挙で、共和党のトランプ前大統領の勝利が確実となったことを受け、台湾の頼清徳総統は6日、自身のSNSで祝意を表明しました。

台湾の頼清徳総統は日本時間の6日午後8時半ごろ、自身のSNSで「次期大統領ドナルド・トランプ氏の勝利を心からお祝い申し上げます」と祝意を表明しました。「共通の価値観と利益の上に築かれた台湾とアメリカの長年にわたるパートナーシップは、今後も地域の安定の礎となり、双方の人々にさらなる経済的な繁栄をもたらすと確信しています」と投稿しています。

台湾をめぐってトランプ氏は、ことし7月に公表されたブルームバーグのインタビューで、「台湾は我々の半導体ビジネスをすべて奪った」「台湾はアメリカに防衛費を支払うべきだ」などと述べていました。

一方、先月には別のアメリカメディアで「中国が台湾に侵攻すれば、中国からの輸入品に対し関税を150〜200%に引き上げる」などと発言しており、専門家などからはトランプ氏の台湾政策に関し、「予測が難しい」と影響を懸念する声もあがっています。