映画「366日」の舞台あいさつに出席した(左から)許田信介、新里英之、赤楚衛二、上白石萌歌、仲宗根泉、名嘉俊

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 俳優の赤楚衛二が6日、都内で行われた映画「366日」(新城毅彦監督、来年1月10日公開)の舞台あいさつに女優の上白石萌歌と共に登場した。

 沖縄出身のバンド「HY」がかなわぬ恋を歌った名曲「366日」からインスパイアされた純愛ストーリー。4月期にフジテレビ系で放送された同名ドラマとは異なる新たなオリジナル作品で、沖縄と東京を舞台に、主人公・真喜屋湊(赤楚)とヒロイン・玉城美海(上白石)の20年の時を超えた切ない恋模様が描かれる。

 2人は試写会に来場したファンの前にサプライズで登場。場内からは突然のアナウンスに歓声が上がり、2人は大きな拍手で迎えられた。「実は、私たちも2階で見ていました。サプライズ成功でしょうか」と上白石が呼びかけると、場内から改めて拍手が。続けて「皆さんと一緒に見て、肌で感じることができてうれしかったです」と喜んだ。

 本作は今夏、撮影したばかり。沖縄での期間を振り返り、赤楚は「とにかくよかった。海中道路を自転車でこいでいるシーンとか楽しすぎて、ずっと走れるねと言いながら(裏側では)息をはーはーしていたりとか」と笑った。続けてグルメについても話していると「腹減った」と漏らした。

 さらにこの日解禁となった主題歌「恋をして」が流れるなか、「HY」の4人が登場。赤楚、上白石へもサプライズとなり「えっ!」と驚きを隠せない様子だった。「366日」のアンサーソングとして新たに発表した「恋をして」を作詞した仲宗根泉は「今ならきっと(「366日」をリリースした時と)同じような恋愛をしていても『ありがとう』と思えるような恋ができたのでは」と曲に込めた思いを明かした。上白石も「リスナーにとっても答え合わせの曲だと思う。これからこの映画が終わっても、大切な曲になると思う」と魅力を語った。