三浦祐太朗、中国で初の海外単独公演 現地で人気の山口百恵さんの「ありがとうあなた」披露
シンガー・ソングライターの三浦祐太朗が2日、中国・上海市のバンダイナムコ上海文化センターで行われた「第23回中国上海国際芸術祭」に参加し、初の海外単独公演を行った。
三浦は日本人アーティストとして唯一の参加。母親の元歌手・山口百恵さんの楽曲「ありがとうあなた」は、父親の俳優・三浦友和と百恵さんが共演したドラマ「赤い疑惑」(1975年)の主題歌。1980年に中国でリバイバル放送されると、“放送時に街角から人がいなくなる”と言われたほど人気を博し、同時に主題歌も視聴者の心をつかんだ。
同曲の歌唱時には、現地の観客が一緒になって日本語で歌うなど、浸透度の高さが感じられるひと幕もあった。三浦は「上海で初の海外ライブができることをうれしく思います。素晴らしいライブを皆さんと共に作りたいと思うので、よろしくお願いいたします」とあいさつ。「山口百恵の曲を歌いつないでいる意味を、今日、分かった気がします。また上海に来るので楽しみにしていてください。再見(ツァイツェン)」と誓った。
百恵さんの「いい日旅立ち」や「さよならの向う側」、自身の最新曲「心の花」など18曲を熱唱。「謝謝(シェイシェイ)」と繰り返し、感謝の思いを伝えた。