日本ハム・清宮幸太郎【写真:小林靖】

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清宮は2019年の強化試合でメンバー入りも骨折のため辞退

 NPBエンタープライズは28日、11月9日に開幕する「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の追加選手と辞退選手を発表した。日本ハムの清宮幸太郎内野手、巨人の井上温大投手ら4選手が新たに選出された。また日本ハムの伊藤大海投手、万波中正外野手、巨人の岡本和真内野手、吉川尚輝内野手の辞退も発表された。計8選手が入れ替えとなる。

 清宮はプロ7年目の今季、規定打席には到達しなかったが89試合の出場で自身初の打率3割をマーク。15本塁打、51打点で夏場以降に猛打を振るい、チームの2位躍進に貢献した。

 2年目だった2019年3月にはメキシコとの強化試合のメンバーに選出されていたが、右手有鈎骨を骨折したため辞退していた。そのため2017年の高校日本代表以来、プロでは初めての日の丸となる。

 清宮のほかには今季25試合の登板(先発15)で8勝5敗、防御率2.76と飛躍した巨人の23歳左腕、井上や楽天・村林一輝内野手、DeNA・桑原将志外野手が追加で招集となった。

 巨人の岡本和は左第五腰椎分離症、吉川は左第四肋骨肋軟骨移行部損傷、万波は左肩痛、伊藤は右足関節捻挫のために代表を辞退する。(Full-Count編集部)