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 ◇G1天皇賞・秋(2024年10月27日 東京芝2000メートル)

 豪華メンバーが集った秋の中距離王決定戦「天皇賞・秋」は、武豊が騎乗したドウデュース(牡5=友道)が制し、4年連続のG1通算4勝目を挙げた。

 ドウデュースは父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ(母の父ヴィンディケーション)の血統で通算15戦7勝。今年はドバイターフ5着、宝塚記念6着と不完全燃焼だったが、逆襲した。

 昨年の天皇賞・秋では騎乗予定だった武豊が当日に負傷してコンビを組めず7着。あれから1年、名コンビがリベンジを果たした。武豊はJRA・G1通算82勝目。「めちゃくちゃうれしい。物凄い末脚だった」と胸を張った。友道師は同20勝目を挙げた。

 ▽天皇賞・秋 1905年創設の「エンペラーズカップ」が前身で、37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」に。47年秋に「天皇賞」に改称され84年のグレード制導入を機に、秋は芝3200メートルから芝2000メートルとなった。