映画『八犬伝』公開記念舞台あいさつに登壇した水上恒司 (C)ORICON NewS inc.

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 俳優の水上恒司(25)が27日、都内で行われた映画『八犬伝』公開記念舞台あいさつに登壇。2年前に撮影した今作が「水上恒司」としての初めて撮影した作品だと明かした。

【写真】栗山千明、板垣李光人、内野聖陽、役所広司、渡邊圭祐、鈴木仁、曽利文彦監督も登壇

 水上は「水上になって初めての作品がこの『八犬伝』でした」としみじみと語り出し、「なので公開を迎えて、たくさんの方が劇場に足を運んでくださることが感慨深いです」と喜びをかみしめた。

 そして、自身が演じた八犬士・犬飼現八について「八犬士の8分の3は汚いんだけど、そのうち1つを僕が担っているんです。僕ら3人(水上、佳久創、上杉柊平)のおかげで残りの5犬士が輝いているんです」とアピール。八犬士・犬塚信乃役の渡邊圭祐らから「ありがとうございます!」と感謝された。

 さらに、水上は「あざが2年越しにちょっと出てきたなって」と八犬士のトレードマークであるあざがおでこにできたことを告白。「アクションでやっちゃっただけなんですが」と明かしつつ、「八犬士仕様でおめでたいと思っております」とはにかんだ。

 水上は「岡田健史」として活動していた2022年8月31日、同日をもって前事務所との専属契約を終了することを報告。発表以降、本名「水上恒司」として俳優活動を継続している。

 今作は、1842年に完結してから200年近くの時を超え、今なお漫画、アニメ、映画、舞台、歌舞伎と多彩なジャンルで二次創作が行われるなど、現代のエンターテインメントに多大な影響を与え続けている滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』をモチーフにした山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫)を実写映画化した。「八犬伝」=【虚】の世界と、物語を生み出した馬琴の感動の実話【実】の2つのパートが交錯する物語を、ダイナミックかつ緻密なVFXを駆使して描く。

 舞台あいさつには、役所広司、内野聖陽、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、栗山千明、曽利文彦監督も登壇した。