ドジャースの「ポストシーズン男」エドマン、本領発揮の先制本塁打…内外野守り連日の貢献

　米大リーグのワールドシリーズは２６日（日本時間２７日）、ロサンゼルスでドジャース（ナ・リーグ）とヤンキース（ア・リーグ）の第２戦が行われ、ドジャースが二回にエドマンのソロ本塁打で先制、ヤンキースも三回に２番ソトが先発の山本由伸からのソロ本塁打で追いついた。

　前日に延長十回での劇的な逆転サヨナラ勝ちで先勝したドジャースは、大谷翔平が１番指名打者で出場している。

　ドジャースの５番に座ったエドマンが、二回に先制のソロ本塁打。パドレスとのリーグ優勝決定シリーズでＭＶＰになった「ポストシーズン男」の本領発揮だ。この回先頭打者としてヤンキースの左腕、ロドンに対し、２ボールからの３球目の速球を振り抜くと、打球はレフトポール際に飛び込んだ。ポストシーズンは１２打点目で、ワールドシリーズでは初本塁打となった。

　スイッチヒッターであり、内野も外野も守れるユーティリティー選手だ。前日の第１戦は「９番・ショート」で出場して４打数２安打、この日は打順が上がって「５番・センター」での出場。本塁打を打つ直前の２回のセンターの守備で、７番ボルピのライナー性の打球に、一瞬スタート方向を誤ったように見えたが、無難にキャッチ。攻守で連日、大きな貢献をしている。（デジタル編集部）