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 ◇ワールドシリーズ第2戦 ヤンキース ー ドジャース(2024年10月26日 ロサンゼルス)

 ヤンキースのフアン・ソト外野手(26)が26日(日本時間27日)、ワールドシリーズ(WS、7回戦制)第2戦に「2番・右翼」で先発出場。3回の第2打席でドジャース先発・山本由伸投手から今ポストシーズン(PS)4本目となる本塁打を放った。

 今季16勝の先発左腕ロドンが2回、先頭打者のエドマンに左翼へ先制ソロを浴び、0-1と先制を許した直後。2死走者なしで2-2から内角へ投じられた95.2マイル(約153.7キロ)のフォーシームを振り抜き、右翼へ飛距離386フィート(約117.6メートル)の同点ソロを放り込んだ。

 第1戦では単打1本のみの3打数1安打2四球。同点の9回には2死二塁の好機で敬遠され、勝負を避けられた。それでもガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で延長10回に決勝3ランを放ってチームをワールドシリーズ進出に導くなど、今PSは打率.333と好調をキープしている。

 WSはナショナルズ時代の19年にも経験し、世界一に輝いた。それだけに「WSに参加することはいつでもエキサイティング。感情が高ぶる瞬間です。ニューヨークでも他の場所でも、感情があふれるでしょう。最高の瞬間を過ごして、楽しみたいと思います」と気合を入れていた。

 また、今オフにFAとなり、大谷翔平が昨年ドジャースと結んだ超大型契約を超えることができるのかにも注目が集まるが、「スコット・ボラス代理人は素晴らしい仕事をしてくれています。彼が全部引き受けてくれているので、私はただ野球に集中できています。僕はずっと野球だけを考え、契約のことは彼に任せています」と目の前の試合に集中すると語っていた。