大谷翔平(10月25日撮影)

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 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ選手会は26日(日本時間27日)、選手間の投票で決める各賞の受賞者を発表し、前人未到の「54本塁打、59盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平がナ・リーグ最優秀野手に選ばれた。

 昨季まで在籍したエンゼルスで2021、23年にア・リーグ最優秀野手に選出されている。

 ア・ナ両リーグを通じた年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)は打率3割2分2厘、58本塁打、144打点を記録したジャッジ(ヤンキース)が選出され、最終候補に入っていた大谷は3年ぶり2度目の受賞を逃した。

 大谷は選手会の公式X(旧ツイッター)で、選手たちからの称賛の声を踏まえて、「実際にグラウンドで一緒にプレーしている人たちから、そう言ってもらえるのはうれしい。自分の自信にもなると思う。何回受賞してもうれしい」と喜びを語った。

 今季印象に残っていることについては、「(本塁打を)50本を打ったこともそうだし、でも、やっぱり、ポストシーズンが決まった試合、地区優勝が決まった試合」を挙げた。