ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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4打数2安打1打点で打率.286、シリーズ17出塁はポストシーズン球団新記録

【MLB】ドジャース 10ー5 メッツ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第6戦に「1番・指名打者」で先発出場。ダメ押しの適時打を含む4打数2安打1打点、3出塁2得点の活躍を見せた。ポストシーズン打率.286、OPS.934。チームは2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。

 勝負強さを見せつけた。3点リードの6回無死一、二塁、右腕スタネックの97.8マイル(約157.4キロ)を詰まりながらも中前へ。二走・スミスが生還する適時打となった。ポストシーズンでは得点圏で9打数6安打の打率.667の大活躍だ。

 初回先頭、変則左腕マネイアから二遊間を破る中前打で4試合連続安打。テオスカー・ヘルナンデスの中越え打で三塁へ進み、エドマンの左翼線2点二塁打で先制のホームを踏んだ。マルチ安打は2試合連続でポストシーズン4度目だ。8回無死一塁では四球を選び、シリーズ17出塁はポストシーズン球団新記録となった。2回1死一塁は空振り三振、守護神ディアスと対した4回先頭は捕邪飛に倒れた。

 今季途中にカージナルスから加入したエドマンが躍動した。初回の先制2点二塁打に続いて、3回無死一塁では左中間1号2ラン。シリーズ11打点は2020年コーリー・シーガー(現レンジャーズ)に並んでリーグ優勝決定シリーズの球団タイ記録となった。

 チームは4年ぶり25度目のリーグ優勝を飾った。ワールドシリーズは本拠地ドジャースタジアムで25日(同26日)に開幕。ヤンキースとの決戦は1981年以来43年ぶりとなった。(Full-Count編集部)