若駒賞・マツリダマスラオと村上忍騎手 (C)岩手県競馬組合

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 10月20日、盛岡競馬場で行われた11R・若駒賞(M2・2歳・ダ1600m)は、村上忍騎乗の2番人気、マツリダマスラオ(牡2・岩手・菅原勲)が快勝した。1馬身差の2着にユウユウコラソン(牡2・岩手・佐藤祐司)、3着にマルケイロジャー(牡2・岩手・石川栄)が入った。勝ちタイムは1:41.6(重)。

 1番人気で山本聡哉騎乗、ミヤギヴォイジャー(牡2・岩手・菅原勲)は、4着敗退。

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馬群を割って抜け出す
若駒賞 口取り (C)岩手県競馬組合

1着 マツリダマスラオ
村上忍騎手
「今日は1600mだったので流れが落ち着くだろうと思っていました。すんなりなら逃げてもいいし、外の馬が行くなら控えてもいいと思っていましたが、結果的に内側で脚をためることができたのも勝因だったと思います。どこかで行くところを考えていたら何とか1頭分だけ開いたので、そこを選んだところすごく反応が良くて僕自身も助けられました。これまで重賞でも健闘してくれましたが、勝てなくて歯がゆい思いをしました。ですが、今回ようやく勝ってくれて感謝しています。この馬はどんなパターンの競馬にも対応ができますから、これからの成長が楽しみです」

菅原勲調教師
「いつも調教ではいい動きをしますが、なかなか結果が出なかった。馬っ気が強くてレースに集中できない感じでしたが、今日は弾けてくれていい内容でした。来年はさらに良くなってくれると思っています。次走予定は南部駒賞。北海道勢が強いのは分かっていますが、現時点での馬のレベルを知る格好のレースになるはずです」

マツリダマスラオ 8戦2勝
(牡2・岩手・菅原勲)
父:ニシケンモノノフ
母:レッドブリエ
母父:ディープインパクト
馬主:高橋福三郎
生産者:門別牧場

【全着順】
1着 マツリダマスラオ
2着 ユウユウコラソン
3着 マルケイロジャー
4着 ミヤギヴォイジャー
5着 ラヴェイ
6着 コニパ
7着 ステイクラッシー
8着 タカラクロロック
9着 ヨロズクレンジング
10着 シャルトルブルー