プレミアでも活躍したギリシャ代表DFが死去…自宅のプールで遺体が発見される

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 パナシナイコスに所属するギリシャ代表DFジョージ・バルドックが9日、自宅のプールで亡くなっている姿が発見された。イギリス紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 31歳で亡くなったバルドックは、2010年5月にMKドンズでプロデビューを果たした。その後はイングランド国内の複数クラブなどにレンタル移籍。2017年6月に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っていたシェフィールド・ユナイテッドへ完全移籍し、2018−19シーズンには12年ぶりのプレミアリーグ復帰に貢献した。在籍した7シーズンで公式戦219試合出場6ゴール15アシストを記録すると、今夏にパナシナイコスと3年契約を締結。今シーズンも公式戦4試合に出場していた。

 死亡が確認される3日前には、ギリシャ・スーパーリーグ第7節のオリンピアコス戦に先発出場していたバルドック。報道によると、イギリスに在住する妻が数時間にわたって連絡を試みたが応答がなく、通報を受けた管理人が確認したところ遺体を発見したという。なお、バルドックは自宅のプールの水中で亡くなっていた模様。在世中は健康に問題がなかった同選手だが、近くに半分が空となったウォッカのボトルが置かれていたという。

 訃報を受け、所属するパナシナイコスはクラブ公式サイトを更新。バルドックの早すぎる逝去に対し、「私たちはジョージを失ったことにショックを受けている。パナシナイコスのファミリーは彼の予期せぬ死を悼む。私たちはジョージ・バルドックの家族と愛する人たちとともに立ち上がる」とメッセージを掲載した。