阿部慎之助監督(後方)が見つめる中、打撃練習をするマレク・フルプ(カメラ・中島 傑)

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 育成選手契約で入団した巨人のマレク・フルプ外野手が1日、東京ドームで行われた1軍練習に初参加した。

 昨年3月のWBCではチェコ代表として東京ドームでプレー。「ジャイアンツの一員として東京ドームに戻ってくることができて、とても感慨深いものがありました。なんて素晴らしい場所なんだという思いが、またこみ上げてきた。チームメートにもほぼ全員会うことができて、みなさんとても親切で感動しました。とても興奮する1日でした」と声を弾ませた。

 守備練習では左翼や右翼の位置に入り、フリー打撃では中堅方向を中心に鋭い打球を連発。ラスト1球はバックスクリーン右に放り込んだ。「基本的にはセンター返しが自分のスタイル。ホームランを打ちたい気持ちもありますが、今までずっとプレーした中で、センターに強い打球を弾き返すことをずっと心掛けてやっている」と話した。

 今後は、7日から宮崎県で開催される「みやざきフェニックス・リーグ」に参加する見込み。その後はチェコ代表としてWBSCプレミア12に出場する。