気象庁は28日午後4時5分、台風情報を発表した。台風18号は同日午後3時現在、フィリピンの東にあって、ゆっくりした速さで南西へ進んでいる。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

　台風の中心は、24時間後の29日15時にはフィリピンの東の北緯19度05分、東経123度50分を中心とする半径95キロの円内に達する見込み。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想される。予報円の中心から半径16キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。

　48時間後の30日15時には沖縄の南の北緯20度00分、東経122度25分を中心とする半径155キロの円内に達し、強い台風になる見込み。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルが予想される。予報円の中心から半径270キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。　72時間後の10月1日15時には沖縄の南の北緯21度20分、東経121度40分を中心とする
半径220キロの円内に達する見込み。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想される。予報円の中心から半径360キロ以内では
風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。台風の中心が予報円に入る確率は70％。