渋野日向子(ロイター=USA TODAY Sports)

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 米女子ゴルフツアーの「クローガー・クイーンシティー選手権」最終日(22日=日本時間23日、オハイオ州メーンビルのTPCリバースベンド=パー72)、58位から出た渋野日向子(25=サントリー)は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72と伸ばせず、通算3アンダーの61位だった。

 3日目と同じくインスタートの10番パー4、11番パー5の連続バーディーと好スタート切る。前半は4つのバーディー(2ボギー)で2つ伸ばして後半に入った。しかし3番パー4で痛恨のダブルボギーを叩いてしまうと、8番パー5で1つ取り返したものの、最終9番パー4のボギーで伸ばせない1日となった。

 渋野は「今日も前半は流れがいい状態だったので、やっぱりこのスコアはもったいないなと思う」と振り返った。4日間で3ボギーの苦手ホールとなった、池が絡む9番パー4については「ティーショットも難しい。そのティーショットの打ちどころによってセカンドショットの難しさも変わる。フェアウエーでも難しいのでどうしようもなかったかなと」と嘆いた。

 今週は3日間大会となる「アーカンソー選手権」に参戦。「スコアがすごく出ているコースなので、去年も予選落ちしているし、予選通過できるように頑張りたい。初日から攻めのプレーでいかないといけないので、しっかりピンを狙っていきたい」と意気込んだ。

 通算23アンダーでの優勝はパリ五輪金メダルのリディア・コ(ニュージーランド)。笹生優花(アース製薬)が通算16アンダーの4位で日本勢最上位だった。