【AI動画】二十四節気「秋分」

 【新華社北京9月22日】秋分は二十四節気の16番目に当たる節気で、この日、太陽が北回帰線から赤道に移動して昼夜を等分し、これを境に次第に昼は短く、夜が長くなる。秋分はかつて伝統的な「祭月節(月を祭る行事)」だった。古くは「春に太陽を祭り、秋に月を祭る」と言われ、当初は秋分の日に行われていたが、この日に満月になるとは限らないため、後に秋分から中秋の日に移された。

 秋分の日には、各家々に「秋牛図」を贈る風習もある。「秋牛図」とは旧暦の節気と田畑を耕す農民の絵を赤や黄色の紙に印刷したもので、絵を届ける人は、家々を回って家の主人に対し、秋耕と農期を逃さないための吉祥な言葉を唱え続ける。このような人は「秋官」とも呼ばれる。(肖月、張弘吏)