9月16日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、圧巻すぎる投球で初完封勝利を飾った西武のルーキー・武内夏暉について、野球解説者の五十嵐亮太氏がコメントした。

【映像】武内の圧巻投球がエグすぎる!

この試合、先発のマウンドに上った武内は、序盤から緩急自在の投球でロッテ打線を翻弄。速い球を見せておいて、緩い球で打ち損じさせるという、ルーキーとは思い難い老獪なピッチングでロッテ打線に凡打の山を築かせ、攻撃の糸口を見つけさせない完璧な内容の投球を披露。7回まで無安打、結局、9回を投げて被安打3、奪三振6と、三振こそ多いわけではないものの、圧倒的かつ安定感抜群の投球で、見事、今季8勝目を挙げることとなった。

9月20日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、この日の武内の投球についてVTRを交えて紹介。そこで五十嵐氏は、「(強みは)コントロールと真っ直ぐで強く攻めていけるところ。ゾーンで勝負できるので。自分の球に自信がないとゾーンで勝負はできないので。投げる中で自信を徐々につけていって、イケるだろうという手応えを掴んで、ここに繋がったのだと思う」と、1年目にして西武投手陣の屋台骨を担う存在となった要因を分析する形でコメント。続けて「(新人王は)ほぼ間違いない」と、新人王獲得の可能性についても太鼓判を押した。

また。ネット上の野球ファンからは「西武に来てくれてほんとにありがとう」「完全とかノーノー逃すと途端にポカポカ打たれて崩れたりすることがあったりする中で、よく最後まで投げきったよ」「武内はプロの中でもメンタルお化け(褒めてる)」「新人でここまで投げてるのがまず凄いし、完全試合は逃したけどもそれでもランナー背負ってからのギアチェンジは凄かった 絶対新人王取るぞ」「現地で見ていたんですが…異次元でした。泣きました」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)