レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が過密日程について持論を展開した。クラブ公式サイトが伝えている。

 チームは21日のラ・リーガ第6節でエスパニョールと対戦。新方式で試合数が増加したUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)から中3日となる。

 これまでにも厳しいスケジュールの改善を訴えてきたアンチェロッティ監督は前日会見で「怪我を避けるために試合数を減らすことが求められているのだから、サッカーは反省する必要がある。試合数が減るのであれば、選手たちは給与が下がっても何の問題もないだろう」と語り、次のように続けた。

「監督や選手の不満が今季のカレンダーを変えることはない。しかし、UEFA、ラ・リーガ、FIFAのような組織がそれについて考えることは重要だ。選手たちが疲弊していると考えなければならない。残念ながら今季のカレンダーが変更されることはない。選手たちはフットボールの未来を変えようと考えているし、それは正しいことだと思う」

 指揮官はエスパニョール戦に向け、「明日はローテーションを組むのにいい日かもしれないが、今日はそれを話す日ではない」と選手の入れ替えも示唆した。