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名古屋大学の職員が、愛知県の瀬戸市役所でパーティションを叩き割った疑いで、現行犯逮捕されました。

【写真を見る】名古屋大学職員の61歳男を現行犯逮捕 市役所でパーティションを叩き割った疑い 議会傍聴し“暴言吐きながら”暴れる

逮捕されたのは、名古屋大学職員で、瀬戸市に住む小林昌彦容疑者(61)です。

警察によりますと、小林容疑者は12日午前10時45分ごろ、瀬戸市役所の会議室でパーティションの一部を、持っていたファイルで叩き割った器物損壊の疑いが持たれています。

市役所などによりますと、当時は市議会の委員会が閉会したばかりで、傍聴していた小林容疑者が暴言を吐きながら、委員会の資料が入ったファイルを委員と傍聴人を区切るパーティションに叩きつけて暴れたということです。

職員の通報を受けて駆け付けた警察官が、小林容疑者を現行犯逮捕しました。

警察の調べに対し、小林容疑者は、「持っていたファイルがパーティションにあたって壊れてしまった」と容疑を否認しています。

ケガをした人はいませんでした。

小林容疑者は以前から市議会を傍聴していて、親指を下に向けるジェスチャーをしたり、「税金の無駄づかいだ」「この会議にどれだけの金がかかっているんだ」といった暴言を吐いたりすることがあったということです。

警察が動機などを調べています。