死因の特定には至らず

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急死したアジアゾウについて、福岡市動物園は12日、解剖の結果を発表しました。ゾウヘルペスウイルスを発症した時に顕著に見られる出血が確認されましたが、死因の特定には至っていないとしています。

解剖は10日から11日にかけてミャンマーから同行している獣医師の立会いのもと行いました。

その結果、心臓内膜面と胃、大腸などの消化管粘膜など全体的に出血が見られたということです。

解剖に合わせて組織のサンプルを採取していて、今後、山口大学と北海道大学に依頼して詳しい検査を行います。

死んだゾウは7月にミャンマーからやってきた4頭のうちの1頭で、12歳のメスです。

10 日に死に、ゾウヘルペスウイルスの陽性であることが分かっていました。