Photo: mio

手をかざした瞬間にシュッと泡が出る。

この夏新発売されてずっと気になっていたのが、無印良品の「泡ハンドソープ用オートディスペンサー」。このスマートな佇まいに惹かれて洗面台に取り入れたところ、機能性も抜群で家族にも好評。余計に泡が出てしまったり、泡が出るのを待つこともなくなりました。

センサーに手をかざしてから泡の出るのが早い

セッティングや仕様の紹介の前に、オートディスペンサーとしての使い心地を先に言ってしまうと、こちらはとにかく反応が早い。

こんなふうに、手をかざすとすぐに適量の泡が出ます。「あれ? 出ない」と、泡と受ける手が行き違いになってしまうことも今のところ起きていません。洗剤を吸い上げるのが早いのもあると思いますが、センサーの反応が抜群です。

単3電池が4本必要

さて、はじめのセッティング方法を紹介すると、このディスペンサーの電源は単3電池4本。洗剤を入れるタンク部分を外すと、電池を入れるところがあります。

これまでに使ったことのあるディスペンサーは底部に電池を入れるものが多く、特にキッチンで使うと電池が液漏れしてしまうなんてことも。でも、このディスペンサーなら電池が水に触れにくい形状なのがとてもいい。

セッティングにつまづくとしたら、電池のフタを締める工程。ツメに指をかけて時計回りに締めるのですが、丸の形のマークが左下の三角のマークを越えるまで締める必要があります。そうしないと、タンクをつけることができない仕組みになっています。

2段階に吐出量を調整可能

左から、少→多

泡の量は、少(約0.7ml)と多(約1.5ml)の2段階に調整可能。わが家では大人でも少で十分と一致し、少に設定しています。

吐出量は背面のボタンで変更。電源オンの状態でこのボタンを短く押すと、 少はLEDが点灯、多は2回点滅します。こうして量を変更できるので、泡が多すぎてモコモコになることも、多すぎる泡が出きるのを待つことがなくノンストレス。

無印良品の泡ハンドソープ専用

お気に入りの泡ハンドソープがある方、無印良品の店舗が近くにない方にとってはネックになりそうなのが、このディスペンサーは無印良品の泡ハンドソープ専用なところ。ただ、これを機に無印良品の「泡ハンドソープ(詰替用)」を使ってみたところ、精油のようなオレンジの香りで泡切れよく快適。

当然ですが、詰め替え用の230mlを丸々ジャバーっと入れても溢れません。違うメーカーの泡ハンドソープを使うと、粘度の違いなどによるつまりや故障の可能性があるらしく、おとなしく詰め替え用もストックを購入しました。

このディスペンサー、電池のセットがややトリッキーだったり、詰め替えも無印良品のものでなければいけなかったりという点があっても、わが家では大ヒット。泡が無駄に出ることがなくなったとか、手をかざしたらすぐに泡が出ると好評です。そして、このスタイリッシュで無駄のないデザインも最高なんだよなぁ。

Photo: mio